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やんちゃこりん記録 手術当日まで

入院が決まった日、3歳の長男は車で約2時間半の私の実家へ預けられた。次男が生まれてから、度々長男は実家でお世話になっていたが、だいたい長女と一緒。独りぼっちは今回が初めて。長女は小学生なので当然、同行できない。入院日数はだいたい2週間だけれど、開胸しないとその辺りはわからない。その日の夜、母から電話があったが、長男はお母さんの「お」の字も言わへんわ、とのこと・・・内心は寂しかったんちゃうかな・・・。

長男を送った翌日、K大病院へ入院した。カテーテル検査の時に入った小児科病棟はインフルエンザが大流行。術前の感染予防をするために、心臓血管外科の一般病棟へ入ることになった。それも広々とした個室で超VIP待遇w他の患者さんを気にせず授乳ができる。
廊下を歩いても他の赤ちゃんの泣き声がしないのが不思議な感じだったw湯舟のあるお風呂場は少し寒かったけれど、次男と2人で何とか入った(小児科病棟のお風呂だと、赤ちゃん用の小さな湯舟があって、親が着衣のまま入れられる)一応、小児科病棟からベビーバスを借りていたけれど使わずにすんだ。
点滴のルートとりも心臓血管外科のナースステーションで。部屋に戻る時、看護師さんが来て「普段ここには赤ちゃんいないから・・・かわいい!!!」「抱っこしたいー」「見せて見せてー」とわらわらわらわら・・・その後も次男を連れて部屋から出るたび、わらわらわら・・・wwwアイドル扱いだったwww
そして執刀医から改めて手術の説明を受けた。症例件数が多い、小児心臓手術の大ベテラン執刀医。心臓の穴にパッチをあてる感じ・・・・・でとさらっと言ってのけたwwwパッチでしっかり塞いでくださいとお願いした。その他後遺症等、色々怖い話も聞いたけれど、きれいさっぱり忘れた(^-^;

2012年2月23日 生後5か月最後の日
夜中の2時~絶飲食。それまで、私がしたことは、とにかく授乳。時間関係なく、飲みたそう=くわえさせる の繰り返し。その後も、寝たり起きたりを繰り返す次男、明け方からぐずぐず・・・。抱っこして、ベッドに立ってゆらゆらしながら朝を迎えた。
AM8時30分~出棟。私は個室にあった荷物をいったんまとめて、手術中の家族の控室に入って手術が終わるのを待った。その日は、待っている人が私しかいなかった。仮眠できるかなと思い(布団などの用意もあった)畳の所で直に横になったが・・・・・・が、寝られるわけがない。
事前の説明で、心室中隔欠損症の手術は約5時間と聞いていた。ほぼその通り、13時50分に呼び出しがあり、ICUへ・・・行って執刀医から説明を聞いた(のかどうか、実は記憶が余りない・・・)次男の手術は成功。当初4~5ミリと言われていた穴は、実際には8~9ミリでほぼ、壁がない状態だと聞いた(;'∀')
次男がICUにいる間、完全看護のため、付き添いの私は自宅待機。さすがにその日は爆睡した(のではないかな。。。)


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