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引っ越し~パズルのピースがはまる感覚で~

離婚後すぐに子どもたちを連れて地元へ帰ることがままならず、約3年。元夫は早々に再婚し、私たちの家のごく近所に居を構えた。養育費は再婚と同時期位から滞り、現在もなし。引越しを考えはしたが、続いていた調停(養育費減額とか)への対応、私と次男の定期的な通院、費用等の捻出、子どもたちの転校に伴う心理的負担等々、乗り越えなければならない山が大きすぎて・・・。母子ともに苦虫を噛むような思いをしながらだったけど、その時は留まるのが最適だと判断してのことだった。子どもたち、特に長男を通じて仲良くなった友人やご近所の方々や担当の民生委員さん、学校関係者、行政等の理解や援助を受けて生活していた。(本当にお世話になりました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。)
ところが昨年の秋、祖母が大往生でこの世から旅立った後から、急に諸々が動いた。世間体が悪いと子連れで私が地元へ戻ることを猛反対していた父の心境が変化。戻ることに同意してくれた。母(と弟)は離婚直後から私たちが戻ることを望んでくれていたが、父の許可がおりぬまま膠着状態の数年を経て、それがとけた。母がスピーディに物件探しを開始。(「世間体」うんぬん「許可性」あたりの所作は昭和の名残だと思ってくださいw)まるでパズルのピースがはまっていくように、ぐいぐい引っ越しに導かれ、母の物件探しからわずかひと月足らずで、私は持ち家を売る書類にサインをした。
ちなみに家の条件は限られた予算内で
・実家から徒歩または自転車で行き来できる圏内
・庭付き中古戸建(犬のため)
・駐車場は2台(次男デイ利用で送迎時、周囲に迷惑をかけないため)
・駅徒歩圏内(長女通学のため)
これら全てドンピシャな物件がたった1つだけ、出た。というか少し前からチラシなどで掲載されていたものの、買い手がつかずにいた物件らしかった。戸建ての中古物件が出にくい土地柄で何故かそこだけ残っているという奇跡?!
これは、もう、絶対引っ越しなさいと言われているも同然(誰から言われたのかw)
春に長女は大学進学(今の家から電車通学できるところ)長男は中学進学、次男は高学年部に切り替わる絶妙なタイミングだったということも特筆すべきところか。とにかく全てのタイミングがピッタリ合うという時期に私たちは地元へ戻った。
動く時は動く、自分の意思関係なくという経験はすごかった。

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