ねぇ遊ぼうよ
お休みの日の朝。
私は、いつもより早起きをする。
そして、まだ寝ているママを起こすの。
「ママ~。おきてよ?
おなかすいたの~。
ママ~」
『おはよう。
どうしたの?
今日は早起きだなぁ。
保育園休みだから、もっと寝ててもいいのに…
一緒に二度寝しないかぁ…
仕方ない起きよう!
でっ?朝ごはん何が食べたい?』
私に起こされたママは、かなり眠そうだ。
「ん~とねぇ。
ゆかりのおにぎりとたまごやきと…
なんか?」
『じゃあ着替えて顔洗おうね。
直ぐに作るから待ってて』
私は、ママに手伝ってもらって着替えた後は、ひとりで顔を洗っている。
鏡を見てニッコリしたり、変顔をして遊んでいる。
『ご飯出来たから食べよう』
「はーい」
私は、ママのとなりに座った。
お皿には、まん丸のゆかりおにぎりがふたつとハート形の卵焼き。
スープカップには、コーンスープが入っている。
『じゃあ、いただきますしようか?』
私とママは、手を合わせていただきますをして食べはじめる。
「「いただきまーす」」
昨日の夜、あまりご飯を食べなかった私はお腹が空いていたので、手にゆかりおにぎりを持ってムシャムシャ、もぐもぐ。
勢いよく食べすぎてむせてしまった。
『大丈夫?慌てずにゆっくり食べなよ?』
「だいじょぶ、だいじょうぶぅ」
ママが、私の背中をトントンすると落ち着いた。
おにぎりを食べ終えると次は卵焼きを食べるのだ。
ハート形で可愛い卵焼き!
甘くて美味しいから大好き!
合間に、コーンスープをフゥフゥ、フゥフゥ。
『コーンスープそんなに熱くないよ?
ふぅふぅしなくても飲めるよ?』
「あっついの!
私はねこじただもん!
あついのだめなの!」
そう言って、コーンスープをフゥフゥ。
フゥフゥ。
念入りに冷ますのだ。
もうコーンスープ飲みごろなはずだよ?ってママに言われても…
満足するまで、フゥフゥをくり返してからコーンスープをゴクリ。
朝ごはんは、残さず食べられそう!
ご飯を食べたら今日は何して遊ぼうかな?
お気に入りの公園に行ってみようかな?
今日はお休みだから、ママといっぱい遊びたいよ。