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#ポエム
踏み出すにせよ、とどまるにせよ
美しさに名前をつけたなら
それはきみの名前だ
きみの名前を呼ぶとき
それはぼくの希望となるだろう
美しさに名前をつけたなら
それはきみの名前だ
きみに名前を呼ばれたとき
それはぼくの希望となるだろう
ひとはそれぞれの選択を生きる
とどまるにせよ、踏み出すにせよ
ひとはそれぞれの選択を生きる
果たされなかった約束ばかり、追いかけてきた気がする
ずっとつかまえていてね
ぎゅーっと抱き
重みに耐えかねてよろけるリズム 初稿
幽霊列車に飛び乗るよ
幻の街から見果てぬ果てへ
破れた地図をセロテープで貼り付けて
引き裂かれた声、便りに
幽霊列車に飛び乗るよ
幻の太陽を背に、未だ見ぬ海を目指して
破れた靴の踵、ガムテープでグルグル巻いて
ひび割れた地面、蹴飛ばして
幽霊列車に飛び乗るよ
幻の街から、未だ見ぬ自らの果てへ
破れた地図をセロテープで貼り付けて
引き裂かれた声に導かれるまま
#詩 #ポエム
今日かかるすべての歌は
1976年10月トムヨークと同じ日に産まれた
女の子みたいにかわいい男の子は
太平洋のように広い愛をもった少年として育つ
1979年1月に生まれた出会ったひと誰もが恋に落ちるようなダンスを踊る女の子は
太陽のように熱い情熱を持った少女として育つ
やがて二人は恋におちる
二人だけの恋
特別な恋
航空公園からモジョへの道すがら
すれ違うひとびと
誰もが特別を待ってる
誰もが特別を持ってる
きみが生まれてきた日
きみが生まれてきた日
ぼくはきみのおばあちゃんと、きみのおばあちゃんちの木を切っていたよ
切っていた長く伸びていく木の途中に腰掛けて、夕暮れが綺麗で
それはいつかきみのおとうさんや きみのおばさんや きみのおじさんが見ていたのだと思うと
このうちのなかをきみと同じように走り回っていたのだと思うと
秋はね ぼくにとっては さよならの季節だったんだ
それがね、きみが来たことによって 変わったんだ
た
SGを掻き鳴らす女の子 歌い出す
移動遊園地の夜
くるくるまわるメリーゴーランド
割れたガラス
飛び散る花火
映画スターのプロマイド
集めたアナログ
通いつめたライブハウス
はじめてのDJ
SGを掻き鳴らす女の子 歌い出す
俺はなにも出来ないままだけど
夕暮れとともに人が集まってくる光景だけは
大好きな場所があるって思った
こんな夜があればもう死んでもいいやと
こんな夜があればどこまでも生きていけるって
そんなかけらばかり集め
a mystery of the moon.
燻ってる 燻ってる
16小節の音の谷間で
燻ってる 燻ってる
16歳の僕の心
燻ってる 燻ってる
リズム無視して踏むステップで
燻ってる 燻ってる
踊り出す 踊り出す
16小節の音の谷間で
踊り出す 踊り出す
酒と音にまみれた暮らしのなかで
踊り出す 踊り出す
リズム無視して踏むステップで
踊り出す 踊り出す
歌い出す 歌い出す
16小節の音の谷間で
歌い出す 歌い出す
君の代わりに歌
それぞれの暮らしに帰っていく
運命が変わる瞬間ってやつはいつだって一瞬で、そしてやっぱりあっという間だ
いまも考えなくても思い浮かぶ景色
思い出そうとすると蘇る光景
ふとことばで投げかけられると連なるイメージ
もう消えて行って帰って来もしない歌とリズム
もうずっと僕は一人で生きるんだと思っていた
それがどんどん変わっていく
青春はいつか、終わる
それがいつだったのかすら覚えちゃいない
そしてそれぞれの暮らしに帰っていく
コーラスを分け合うふたり
混乱した頭に流れた音、帰り道
帰れない、いかれちまったふたり
これがどんな意味なのか、説明さえ要らない
うんざりだ。ああもううんざりだ。
コーラスを分け合うふたり
一枚も音源を出すことなく消えていくバンドたち
boys on the band
友達を待ってる i'm waiting for the man
世界を変える
ノイズが入り乱れる音の隙間から、立ち上がる声
世界を変えるメロディーを探して