見出し画像

ショパンコンクール三昧。

10月、ずっとショパンコンクールを見ていた。
時差7時間だからリアタイはさすがに無理な時も多かったし、全演奏を見たわけでも無いけど、気になる人を追いかけるだけでも相当「ショパコン見てたら1日終わった」みたいな日々だった。

そして、大好きな反田恭平さんが2位になって、もう、本当に嬉しい!

私は幼少期から習い事程度でピアノを弾いていたけど、音の良しあしなんて全然分からなくて。
プロの演奏を親がレコードで聞かせてくれたりしたけど、「全然間違えずにスラスラ弾けてすごいなー」程度の感想しか持てないような、いわゆる「クラシック音楽を聴く耳」の無い子どもだったんですが。
大人になって「ピアノの森」のアニメ(NHK)を見て、カイ君の演奏に感動してから、えっもしやピアノの音って弾く人によって(本当に)全然違うのでは?!と開眼し、ピアノの森で阿字野先生のピアノ演奏を担当していた反田恭平さんのピアノももちろん聞き、めちゃくちゃに感動して、もうそこからずっと大好き。

今まで漠然と「小さい音だな」「迫力があるな」程度にしか聞こえて無かった耳だったのに、反田さんのピアノ(カイ君も反田さんだと思ってる)で、キラキラした音、まろやかな丸い音、悲しい音、楽しい音があることを知った。

でも、もしかしたら、録音状態とかも違うだろうし、たまたま良い録音を聞いただけだったのかもしれない、という思いもわずかに残っていた中、ショパンコンクールの7月の予備予選が始まって、その疑念が晴れました。
同じ撮影状態で、次から次へと演奏者が変わって弾いていくyoutube配信を見ているのに、反田さん、本当にめちゃくちゃ色んな種類の音を鳴らしている…と。そして、反田さんのようにめちゃくちゃ色んな種類の音を鳴らしているピアニストが他にも何人かいて、あなたの名前は覚えたぜ…と内心で推しピアニストを増やす日々でした。

ここまでの文章で伝わってると思いますが、私は音楽の専門教育は受けてないし、ちゃんと理論や歴史とか分かってないし、違いを全然説明はできないけど、「みんな違う」ということはぼんやり分かってきて、「これは好き!」という自分の好みもぼんやり分かってきた、という感じ。
10月、めっちゃ幸せだった…。何回も泣いたわ…。ほんとありがとうショパンコンクール…。

というだけの日記でした。皆さん明日からの1週間も、頑張りましょう♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?