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ビザ取得への道#2

こんにちは。
前の投稿からだいぶ経ってしまいました….。
実は、もうチェコに来ていて来週学校がスタートします。

それはまた別のお話で、今回は前回の続きでビザを取得するまでの苦労話です。
今後、私と同じような境遇の方にお役に立てるように。

Nostrification

チェコにはNostrificationというものがありまして、これは海外(チェコから見て)で学位をとった場合、その学位がちゃんとしたものなのかをチェコで認証するということみたいです。詳しく知りたい方は、英語ですがコチラ

さて、Nostrificationの手続きについてですが、大学によって対応が違うみたいです。公立の大学であれば、大学独自に簡略化しているみたいです。私は公立の大学だったので、簡略化されており、大学を通してNostrificationをしました。私立大学などでしたらもしかしたら難しいかもしれないです。

これは私の大学の場合ですが、”チェコ語または英語で書かれた大学の卒業証明書のコピーをアポスティーユをつけてを提出”というものでした。え、これだけでいいの?と思うかもしれませんが、これだけがとても大変でした....。

アポスティーユ

卒業証明書は英語でもいいということだったので、翻訳の手間とお金を省くために大学に英語で卒業証明書を発行してもらいました。

さて、アポスティーユなのですが卒業証明書をそのまま外務省に送ってアポスティーユをつけて貰えばいいと思っていたのですがこれが大間違いでした。

国立大学法人化した国公立大学の発行する書類及び私立大学の書類にはアポスティーユを付与することができません。公証役場で公証人の認証を受けたもので、その公証人が所属する(地方)法務局長の公証人押印証明があればアポスティーユ可能です。 ただし、駐日外国大使館(総領事館)による領事認証が求められる場合は、それに先立ち外務省による公印確認が可能ですので、提出先にご確認の上、手続きしてください。」(外務省ホームページより引用)

私は国公立大学出身、しかも国立大学法人化していたのでシンプルにアポスティーユをつけてもらうのは不可能でした....OMG。

なので早速、公証役場に駆け込んだのですがコロナ対策で予約が必要と言われ追い返されたので後日。

予約を取って公証役場に行き、公証人に卒業証明書のコピーに認証をつけてもらいました。そしてこの手続きだけで12000円ほど取られました.....。そしてその後、法務局に行って公証人押印証明をしてもらわなきゃ行けなかったのですが、この時点で16:30、17:00には法務局が閉まるので公証役場から法務局(1駅半くらい)まで死ぬほどダッシュしました(何やってんだ....)もう汗だく。無事に間に合って手続き終了。郵便局へ行って無犯罪証明書(これもアポスティーユ必要)と一緒に無事に外務省へ送れました。

大体、2週間ほどで外務省からアポスティーユを付けて帰ってきました。

いちいち一つの過程に時間がかかりすぎるのでまだまだビザまでの道は遠いです。

では、また次回。

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