なりたい私を見つけていく旅に、今日もまたメモをとる。

私の旅はまだまだこれからも長く続く。
なぜなら「自分探し」の旅の途中である。

進路に悩んでいる学生、やりたいことが見つからない大人、仕事を辞めたいと考えている社会人、結婚して家庭を持っている人。考えるとキリがない多くの環境で過ごしている人。

私は書くことの業界で駆け出しの「か」の字にもならないくらい途中にいる人。だからライターともエッセイスト、作家とも名乗れない。そして前にも後ろにも進むしかない、書くしかない、何かやるしかない時間を過ごしている。

この旅で唯一譲れないのは「感受性」を常に張り巡らせることだ。
どんな経験でもいいから、誰の発言でもいいから、ノートに記し、スマホにメモして、その日瞬時に、思ったことを残す習慣をつけている。
Instagramの投稿を利用して、写真で記録をまとめていくことも好きだが、エピソードが自分探しで大事な何よりも1番の出会いだ。

ここでは私が「自分探し」の途中経過として、2つの出来事を聞いてほしい。


18歳で出会った人との旅

「自分探しの旅の始まりは大学進学。」だと思い込んでいた高校時代。
家族にボロクソに反対され、全く納得がいかないまま、ただ実家を出たくて、就職先を適当に決めて働いた場所は製造工場。
単純作業ができれば誰でも良いので、若すぎる外国人(技能実習生)か定年前のおじいちゃん、おばあちゃんが多かった。

ここでの出会いによって、「自分を好きになれ」と教わった。

若いんだからなんでも出来る、今しか頭も体も動かない。と私に教えてくれたおばあちゃん方。こんなところに閉じこもってないで、楽しい仕事した方がいいよ。と耳にタコができるくらいに言い続けてくれたおじいちゃんにも出会った。

1人暮らしによる出会い

気づいたらトイレットペーパーが切れていて、補充がなってないことに虚しさを抱く出会い。洗い物が嫌になって、使い捨て製品を使ったり、どうやったら洗い物を少なく出来るか奮闘する日々。洗濯も同じで、いつまで溜められるか、1週間に何回洗うことが理想なのか考えた。

自炊との出会いも私をころっと変えるきっかけになった。
当たり前のように温かいご飯があって、会話があって楽しく過ごしていた食卓から静けさしか残らない1人の時間へと変わった。自炊が好きになったのは、自分の味付けが適量でわかるようになった時だ。スプーンでいちいち計量しなくても分かるようになった。好みの味に調節できるように、足りない味も余分な味も大体は理解できる。
そこから時間の使い方も変わって、誰かに食べてほしいと思うようになった。
友達を呼んではご飯を作って、家にレジャーシートなんか敷いちゃって、気分はピクニック。

これらの時間との出会いは、1人暮らしをやってみないと感じなかった。
当たり前の生活がありふれていたこと、私を支えてくれる両親に感謝した。



さて冒頭に書いた、さまざまな状況の人たちへ。

あなたは今、何をやりたいですか?
今の生活に満足していますか?人生一回ならもっと欲張って生きてみませんか?

自分を探す旅(マイ・トリップ)は今からでも遅くない。
さぁ探そう。新しい自分を見つけに行こう。

#忘れられない旅

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