本当に怖い!群衆雪崩の恐怖体験

群衆雪崩のニュースに身体が震えています。
私自身、その怖さを体験しているからです。

昔、報道の仕事をしていたとき、韓国の大統領選の取材に現地に入りました。大統領候補の演説が行われている場所でインタビューをしようとしていると、近くで暴動が起こりました。

「危険だから取材はやめよう!」
のスタッフの判断も間に合わず、私はあっという間に、興奮と怒りに満ちた群衆に巻き込まれ身動きできなくなりました。

スタッフの、「手を離すなよ!」の声も虚しく、
群衆の力にあっさり引き裂かれました。
押されて呼吸が出来なくなり、倒れたら死ぬな!と思いました。

人はあっという間に増えます。
そしてパニックが広がります。

なんとか抜け出すことができましたが…
あの日以来、私は群衆恐怖症です。今も人が多く集まる場所は苦手です。
満員電車も乗ることができませんし、
コンサートホールなどでは奥には入れず出口近くにいます。

どんなに怖かったことでしょう!
あの日を思いだし、胸が痛みます。

群衆事故は突然おこります。
巻き込まれたら、抜け出すことは困難です!

コロナからの開放感もわかりますが、甘くみていては本当に危険です。

事故は防げなかったのか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?