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【2023年10月】ドイツで滞在許可を取るまでにどれくらいかかる?

ドイツに三か月以上滞在する人にとっての鬼門である滞在許可。私がどれくらいの期間で取得することができたのかお伝えします。


大学のビザサービスを利用


通常は各地域の外国人局で予約を取り、書類を持って行って申請するのですが、ほぼ不可能なのではというほど予約が取れません。戦争の影響で移民が増えてることや人手不足など、様々なことが原因であるようです。

留学先のフンボルト大学にビザサービスがあり、私はそれを使って申請をしました。大学が代わりに予約を取ってくれるというものです。

指定された書類をPDFでひとつにまとめて送るだけです。Adobeの一週間無料プランに入ってすべての書類の記入と編集を済ませました。
送ってから数日後に大学から確認完了のメールが届き、さらにその一週間後くらいには外国人局から書類を受理した旨のメールが来ます。

入国からのタイムラインはこんな感じです。

10月1日 入国
10月5日 Anmeldung(朝早くに粘り強く更新すると予約取れます)
10月6日 大学のビザサービスに書類を送信
10月11日 書類の不備(入学資料をつけ忘れていました)の忠告メール→当日中に更新した書類を送信
10月12日 ビザサービスから確認完了のメール
10月18日 外国人局から書類受理のメール
11月9日 予約日決定のメール
11月17日 滞在許可取得

大学のサービスのおかげで奇跡と言えるくらい早く取れました。

当日必要だったもの


当日必要だったものは

  • パスポート

  • 56€

だけでした。ほかの方は番号が振り分けられていて、待合室のディスプレイに従って待っているようでしたが、私は大学を仲介したサービスだからか、直接名前を呼ばれて導かれるままに手続きの部屋に入りました。

パスポートを渡して、お兄さんが「査証」のページにシールを貼って終わりでした。そのあと札をもらって、「二階の機械にこれを差し込んで支払いしてね。払ったらこの部屋に戻ってくる必要はないから、これで終わり」とのことでした。

ドイツ語も英語も不安なので「めっちゃ質問されたらどうしよう…」とドキドキしていましたが、驚くほどアッサリ終わりました。

保険について


ビザの申請にはドイツ国内の保険に加入していることが必要です。しかし、交換留学生のほとんどは日本の保険会社(早稲田の場合は東京海上日動)の海外保険に入っているはずなので正直ドイツの保険を使うことはほとんどないと思います。


私はDr.WalterのEducare24という保険に入りました。一か月€37で、私は10か月滞在するので全部で€370かかりました。それでもほかの保険に比べたら最小限の出費に抑えられたと思っています。Sだと不安だったのでMを選びました。下の方のブログにいろいろと詳しく載っています。

予約が取れない…でももうすぐ三か月過ぎてしまう…


三か月以内に滞在許可を取らなければいけないのに予約が取れないという、かなり矛盾したシステム。大学のサービスがない方々はかなり苦戦しているようです。

万が一予約が取れないうちに三か月が過ぎようとした場合は、とにかく外国人局にメールすれば不法滞在にはならないそうです。

しかし滞在許可がないと、ドイツ国外に出た際、ドイツに再び入国することができなくなってしまうので注意です。

終わりに


私は大学のサービスを使ったので全然参考にならないかもしれませんが、もし留学先の大学にそういったものがあれば絶対に利用するべきです。また、私の場合は交換留学なのでワーホリ等のビザを取られる方は加入する保険の規約が違うかもしれないのでご注意ください。


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