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心と体、不調な時期の対処法と過ごし方〜妊娠中期を振り返って〜


もう少しで妊娠後期に突入


お久しぶりの投稿になってしまいました。
いつも通りですが笑

現在妊娠7ヶ月、来週からは妊娠後期に突入です。
8月中旬の出産予定日まで残り3ヶ月を切りました。

前回noteを書いたのは2月初旬だったので、まだ初期のつわりで苦しんでいた頃ですね。

ここまで長かったような、あっという間だったような。
正直、思い描いていたような安定期ではありませんでした。
体調不良と、それに伴う不安感に悩みに悩んだ妊娠中期です。

でも、体も心も不安定なりに日々を過ごしていく中で、やっと自分なりの心の持ちようとか、今の自分を受け入れることができるようになってきたのでここ数ヶ月の気付きをまとめたいと思います。 

心と体の不調に苦しんだ妊娠中期


妊娠中の様々な体調不良を、マイナートラブルといいます。
同じ妊婦でも元気な方もいれば、体調不良に苦しむ方もいます。
とにかく人によるとしか言えないのですが、私の場合元々の体質で弱かったところが悪化してマイナートラブルとして現れている感じです。 

・のどのつかえ感、異物感(逆流性食道炎かヒステリー球)、食欲不振
・便秘
・食後の動悸や息苦しさ 
・坐骨神経痛
・貧血ぎみ、低血圧で疲れやすい
・脳貧血

…とまあこんな感じですが、切迫早産や重度のつわりなどで入院などしている妊婦さんに比べたら私のマイナートラブルはすごく一般的で、そんなにひどい体調不良ではないと思います。

でも、のどのつかえ感や動悸で食欲不振となり体重も妊娠前より減っていたり、そんな中妊娠糖尿病の検査で引っかかり食事内容の悩みが増えたことなどが大きなストレスとなりました。(再検査で無事クリアし、今は食事制限してません)

元々少食ですが、食べることが何より幸せ!なタイプなので、好きなものを好きなだけ食べられない、これがほんとーーに辛かったです。今もまあストレスですが笑

また、便秘や低血糖などが原因で、妊娠中何回か脳貧血でパニック発作のようになり、その時の不安感がトラウマになってしまっています。

たぶん私は、体調不良そのものより、「これ後期になったらもっと悪化するのでは」とか「また脳貧血になったらどうしよう」みたいな、体調不良に伴う不安感がストレスに直結してるのだと思います。

マイナートラブルと不安感の対処法―サポート資源を増やそう―


今もその不安感がなくなったわけではないです。

でも、

「◯◯病かも」とか病気を深堀りせず、あまりネガティブに思い込まないで「今」起きている体調不良にその時その時対処すること

・不安を抱え込まず周りを頼りまくること

少しずつ不安感は減ってきてると思います。
もちろん悩みは完全に解消はしませんが、妊娠中はそんなもの、と諦めることも大切と気付けました。
具体的にどんな風に対処しているのか書いてみますね。

・のどのつかえ感、異物感(逆流性食道炎かヒステリー球)、食欲不振
→・産婦人科から逆流性食道炎の薬と「半夏厚朴湯」というのどの異物感、不安神経症に効く漢方を処方されました。私にはこの漢方が合っているようで、飲み始めて1ヶ月で食欲不振やのどのつかえがましになってきました!
不安感にも効いてるかもしれません。
ただ波があるので、つかえ感が強い時は逆流の薬を飲んでいます。

・便秘
→これは妊娠前から飲んでいる酸化マグネシウム、整腸剤で対応しています。食材の内容や排便習慣をつけることにも気をつけているため、ここ3週間ほどは調子がいいです。

・食後の動悸や息苦しさ
→少量の食事を1日5,6回に分けて食べることで対応しています。あとは、動悸がしたら横になって、あまり不安にならないよう「またきた!」くらいの気持ちでいるよう意識してます。
 
・坐骨神経痛
→整体に通うことで対処しています。あとは歩きすぎない、中腰で作業しない、ストレッチ、骨盤ベルト、歩けないくらい痛い時は安静にする、姿勢などを意識してだましだまし過ごしてます。

・貧血ぎみ、低血圧で疲れやすい
→鉄分のサプリを毎日とっています。あとは、とにかく長時間の外出や疲れる行動は避けて、毎日たっぷり休むことにしています。

・脳貧血
→パニック発作のようで予期不安が強くなったのですが、臨床心理士や助産師に相談したところ「(私の場合)心からではなく体(自律神経やホルモンバランスなど)に原因がある」ということで、低血糖にならないよう食べ方を工夫したり、疲れをためない、脳貧血が起きた時の対処法や不安や焦りを加速させないためのコーピングリスト作成(意識を外に向ける方法や、気分転換する方法・お守りをたくさん持つ、脳貧血やパニックでは死なない、と言い聞かせるなど)で対処しています。今もこれは模索中です…。

このようになんとか対処できているのは、とにかく周りに相談しまくったりサポート資源をたくさん活用しているからだと思います。

もちろん夫には何でも話していて、いつも私の心と体を気遣って不安を受け止めてくれる夫の優しさに本当に支えられています。
母や姉と電話する時間もいい気分転換になっています。

ただ、平日日中はひとりの時間が長く、家の中で考えすぎて不安感や孤独感、焦燥感などを感じることがあり…。

この妊娠期間で、専門的なサポートをしてくれるところとたくさんつながることで、安心感を得ています。

・通っている産婦人科(妊婦健診の時に、その都度体調について相談)
・保健センターの担当の保健師(電話や面談、無料)
・東京都の妊婦電話相談(無料)
・東京都のオンライン助産師相談(無料)
・通っている整体の整体師
・カウンセラー(周産期の女性を対象にした臨床心理士のオンラインカウンセリングを利用、不安感など心のことを専門的に相談できる)
・近所で開業している助産師さん

など、たくさん相談できる場所をつくりました!
幸い、妊娠中の女性に対する行政や医療のサポートは充実してると思うので、それを上手く活用して、たくさん頼ったりサポートを受けながら残りの妊娠期間を過ごしていきたいです。

「待つ」時期の過ごし方―妊娠中でも、そうでなくても心身の不調を抱えている方へ―


妊娠中、からだの中でひとりの人間を育てているのだから体も心も安定しなくて当たり前。
ホルモンバランスや自律神経も当然乱れやすくなる。

だから、今の状況を受け入れて、ひとつひとつ対処する。

起きてない不安にとらわれず、「今」に集中してその日その日をうまくやり過ごす。


そんな風に、自分の捉え方が変わってきて少し心が楽になってきたと思います。

妊娠をして、今まで薬などを飲むだけでやり過ごしてきた体質による体調不良を本気で改善したいと思うようになり、食事や生活習慣に気をつけるようになりました。

また、心の変化にも敏感になったことで定期的に日記を書いて悩みを吐き出して整理したり、Awarefyというアプリで認知行動療法の実践やメンタルヘルスの勉強、日々の記録をするようになり、「自分の心と向き合うこと」が習慣化されてきてると思います。

このように、一見ただつらいだけの日々の中にも、必ず学びや自分の成長があります。
たとえずっと暗闇の中に閉じ込められている気分になっていたとしても、確実に何かは変化していて、実は少しずつ前に進んでいます。

妊娠中の方に関わらず、心身の不調を抱えている方はたくさんいると思います。

良くも悪くも今の状態がずっと続くことはありえません。

いま辛くても、季節が変わるように、今の体や心の状態もいつかは必ず変わります。

だから、今は自分の心と体を信じてゆっくり休む、できる範囲で気分が高まったり没頭できることをする。

今はそんな「待つ」時期なんだなと思いながら、私も新しい命の誕生を待ちつつ今日という1日を過ごしたいと思います。



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