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戦艦探偵・金剛~シルバー事件23区~ TRANSMITTER #1 MOON RIVER①

 東京23区は23の特別区によって構成される日本の首都機能を有した地域である。
 一九四三年六月以降、東京府東京市が、昭和18年6月1日法律第89号に従い都制に移行するにあたり、東京市に設置された35区がそのまま現在の23区へと移行した。
 23区の自治体としての権限は日本国憲法において自治を保障された市町村に比較して脆弱であり、上下水道、消防などの事務は都が行い、都市計画、建築確認も都が直接事務を行う。その他、交通機関の運営、都立病院の運営、公立大学、公営住宅の設置も都の管轄である。法律上、特別区は市と同格どころか、法律によって市と同じ程度の権限を付与された団体でしかない。
 つまり東京における23区の特別区は、自治体と言うよりも、東京都の内部機関に過ぎないのである。
 また、特別区の運営についての助言や勧告が出来るのは都知事、特別区財政調整交付金に関しては自治省のみである。

一九五X年八月三十日 午前六時十七分 東京都八王子市平町 多摩川の近く河川敷

 早朝の多摩川に朝靄がかかる。日の出直後のオレンジ色の光が、白い霧を幻想的な光景に仕立て上げていた。遠くに見える近代的な白いビルと、河川敷の周りに生い茂る背の高い雑草とのコントラストが鮮やかだ。鼻から空気を吸い込むと、蒸れた草の香りがむせ返るようだった。
 玉井健一は竹竿を担ぎなおして、お気に入りの釣り場へと向かっていた。
「夏草や、兵どもが夢の跡、か」
 意味もよく考えずにそう言って、夏も近づく八十八夜~♪ と、茶摘みの歌を鼻歌で歌いながら、釣り場にしている河川敷の、コンクリートで舗装された場所まで辿り着いた。
 玉井は一昨年、仕事を定年退職したばかりの六十代の老人である。
 定年退職と言っても元は煙草、その他の雑貨を扱う小さな商店を開いていたのを次男へ譲ったというだけだ。
 戦時中は物資不足で商店と名の付くところはどこも苦労していたが、口の上手い玉井は闇市から手際よく物品を仕入れることが出来た。おかげで食うには困らなかったが、その反動からか戦後は一気に老け込んだように思える。
 玉井には息子が二人、娘が一人いた。次男は先に述べたとおりだが、長男は長野の方に就職、結婚して独立し、娘は戦時中に病死した。今は夏休みで、長男も長野から東京へ嫁を連れて帰ってきていた。賑やかなのは構わないが、家の方は狭くなってほとほと困っている。早朝に釣りへ出かけるのもそのためだった。
 これで孫が生まれた日にはもっと息苦しくなるに違いない。
 玉井はそう言って苦笑した。
 河川敷で、釣りの準備をする。釣り竿は竹竿で、餌は虫だ。ウネウネと動くイソメを釣り針につけて川へ放つ。釣れるのは大抵は小魚だが、運が良ければ鮎が釣れることもあった。
 河川敷には他にも何人かの釣り人がいた。と言っても対岸に二人ほど人影が見えるだけだ。もう少し時間が経てばこちら岸にも何人か集まってくるだろう。
 釣り針を川へ投げ入れてしばらく経った頃だった。水筒に入れた麦茶を飲みつつ、玉井が河川敷に座り込んでいると、上流から船が流れてくるのが見えた。近づくにつれてそれは船、というよりもボートのようだった。木造で、あまり手入れされていないのか水色のペンキがところどころ剥げていた。
 玉井は舌打ちして釣り竿を引き揚げた。船は丁度、玉井が釣り糸を垂らしたところを通過するようだったからだ。釣り糸には既に虫はいなかった。どうやらいつの間に食べられてしまったらしい。
 しかしボートとは珍しいな。
 玉井はそう思いながら上流から流れてくるボートを見つめた。法律には詳しくないが、渡し守以外で多摩川をボートで下っても怒られないのだろうか? 昔はこの辺りにも多く渡し守がいたものだが、近くに橋が出来るようになってから姿を消してしまった。それ以来、玉井は多摩川で船を見たことがない。
 ボートには見たところエンジンはおろか漕ぐための櫂も見当たらなかった。ボートは川の流れに沿ってゆっくりと進み、こちらへ近づいてくる。
 もしかすると上流から係留綱が外れて流れてきたのかもしれない。
 玉井は立ち上がって、ボートの中を見た。するとボートの中に何か白いものが見えたような気がした。その青白さに、玉井はひどく嫌な予感を覚えた。太陽は既にだいぶ高度を上げて、陽光の色はすっかりオレンジから白へと変わっていた。肌にジリジリと焼けつく熱さを感じ始める。
 いったい何だ?
 河川敷を少し上がって目を凝らす。そうしている間にボートは吸い込まれるように岸へ近づいて行き、やがて浅瀬へと乗り上げた。玉井は恐る恐るボートへと近づく。
「ひっ!」
 玉井は思わず悲鳴を上げて砂利の上に尻もちをついた。
 ボートの中にあったのは若い女性の死体だった。

「それで慌てて近所の家に駆けこんで、警察に電話したと」
 八王子警察署刑事二課、コダイスミオが玉井の証言を簡単に手帳に書き留めて言った。
「はい」
「ご協力どうもありがとうございます」
 スミオは手帳とボールペンをポケットに仕舞った。
「警察署の方に呼ばれたりするんですかねぇ」
 玉井が訊ねると、
「また何か分かったら、そうなるかもしれません。今日のところは帰っていいですよ」
「そいじゃ」
 そう言うと、玉井は小魚の入ったバケツを持って家路についた。最初に交番から駆け付けた警察官の話によると、土手に警察が駆け付けるまでの三十分間、暇を持て余していた彼は釣りを再開していたという。
「ああいうのを釣りキチっていうんですかね」
 スミオがそう言って振り返ると、後ろに立っているはずの、同じく八王子警察署二課のクサビテツゴロウは、いつの間にかいなくなっていた。すると、土手の上にいつの間にか青いビニール袋の被せられた担架が置かれていた。おそらく鑑識係が、ボートにあった被害者の遺体を運び出したのだろう。救急車が付き次第、あの遺体は大学病院へ送られ、そこで司法解剖が行われる手筈となる。
 スミオが近寄ってみると、クサビはブルーシートを捲って、被害者の顔を確認していた。被害者は十代後半の女性らしい。らしいというのは、遺体の状態がめちゃくちゃだったからだ。あまり正確に描写すると読者の気分を害する恐れがあるので、簡潔に申し上げよう。
 遺体は顔と体に数カ所、大きな傷があり、見たところどれも致命傷になりうるものだった。腐敗はこの時期にしてはそれほど進行しておらず、死亡したのはつい最近のことらしい。
「何か分かりますか?」
 スミオがクサビに訊ねた。クサビはスミオと同部署、同階級の刑事だったが、スミオよりも二十数年先輩である。どこの警察署にもいる名物刑事で、普段は鈍くさい親父を装ってはいるが、実際には経験のなせる業か妙にカンの効く頭の鋭い男だ。警察署に入って六年目、刑事二課に配属されてまだ二年目のスミオにとっては学ぶところが多かった。
「ふぅん、わからん」
 クサビはたったそれだけ言って再びシートを戻す。
「ふぅん、ってそれだけですか?」
 澄夫は表情こそ変えないものの、驚いたように言った。
「若い女の子ですよ?」
 クサビには被害者と同年代の娘がいる。スミオはてっきり、クサビが犯人に憤るのかと考えていた。しかしクサビはスミオの言葉にそっけなく、
「しわしわのババァだったら同情に値しないってのか」
 と、反論した。
「別にそんなことは・・・・・・・・・」
「ガイシャに同情すれば犯人が分かるモンでもねぇだろ。くだらねぇこと言ってねぇで、ちったぁ頭を使いやがれ」
「何だとクソジジイ」
「ああん? 撃ち殺しちゃうぞボケ!」
 そこへ恐る恐ると言った風に若い警官の一人が近づいてくる。
「あの・・・・・・・・・」 
「あん?」
 クサビが鋭く若い警官へ目を向けた。
「誰だおめぇ?」
「八王子署のシロヤブモクタロウです。交番勤務の」
「聞かねぇ名だな」
「今年配属になったばかりでして」
「ふーん」
 クサビは自分で聞いておきながら、興味無さそうに相槌を打って、
「で、シロヘビくん。いったい何の用だ」
「シロヤブです」
「何でもいい・・・・・・・・・で、何の用なんだ」
「鑑識係の人たちが、スチール(写真)と証拠品の採集を終えたんで、現場を好きに荒らしていいそうです」
「それじゃ、好きに荒らさせてもらうとするか。行くぞスミオ」
「はい」
 制服の鑑識係たちとすれ違うようにクサビとスミオはコンクリートで舗装された土手の階段を下りていく。クサビを知る年配の鑑識係は、彼に気が付くとすれ違いながらも頭を下げて挨拶した。
「三十分か」
 時計を見ながらクサビが言った。鑑識係が現場から証拠を採集するのにかかった時間だ。通常の現場ならもっと時間をかけるところだが、この土手は犯行現場ではなく、単に遺体を乗せたボートが流れ着いた現場だから、あまり得るものも無いのだろう。肝心のボートは流されないように階段の下のところまで引き上げられていた。あのボートももちろん証拠品だから、運搬用のトレーラーが到着次第、鑑識係の手によって荷台に乗せられて運ばれることになる。
「鑑識係も、あのボートを上の方まで担ぐとなると大変ですね」
 スミオが言うと、
「おう、手伝えなんて言われる前にさっさと引き上げるぞ」
 と、クサビが眠そうに言った。現在時刻は午前七時ニ十分を回ったところだった。スミオもクサビも、夜勤の人間にたたき起こされるように呼びつけられてきたのだ。
「今ぐらいだと、どこの家庭も出勤準備ってところですか。やじ馬が集まる前に撤収できそうですね」
 やじ馬だけならともかく、記者連中を相手にするのが面倒だった。特に若い女性が殺されたとなると、何かと適当な噂をくっ付けて囃し立てられる。
 クサビは無言で階段を下りきると、ボートの中を調べた。ボートのそこには被害者のものだろうか、まだ乾ききっていない血がタールのようにどろりとした粘性を帯びて、生臭い臭気を放っていた。
「ボートの中で殺されたんでしょうか?」
 スミオが言った。
「いや」
 クサビは血糊を見つめて首を振った。
「遺体状態にしては量が少ない。こんな小さなボートだ、暴れりゃ転覆して乗ってる人間は川にドボンだわな」
「ですね・・・・・・・・・それにしても、このボートはどこのボートなんでしょう? 乗り場の名前でも書いてませんかね」
「ふむ」
 スミオとクサビは手分けしてボートを調べてみたが、乗り場に繋がる手掛かりは見当たらなかった。
「まぁ、焦んなくてもそのうち分かるだろ」
 クサビが立ち上がって土手の上を見た。警察のトレーラーが到着したようだった。
「手伝わされる前にとっとと逃げるぞスミオ」
「そうですね」
 二人は文字通り逃げるように土手の階段を上って、再び鑑識係とすれ違った。

 八王子警察署、刑事課のオフィスへスミオとクサビが戻ると、デスクで刑事一課のナカテガワモリチカ警部補が鞄に書類や筆記用具を詰めているところに出くわした。ナカテガワが二人に気が付くと、
「やぁ、お二人さん。現場はどうでしたか?」
 と訊ねた。
「まだ何とも。少なくとも被害者は別の場所で殺されて、船に遺体を乗せられて多摩川の上流から流されたとしか」
 スミオが答えると、ナカテガワは、
「ふぅん」
 と言って、
「それでは私はこれで失礼しますよ」
「ん? 帰んのか?」
 クサビが咎めるように言ったが、ナカテガワは平然と、
「夜勤明けですので。明日の八時まで休暇です」
「コノヤロウ、人のことは朝っぱらから叩き起こすくせに」
「非番と休暇は違います。必要なものは全て揃えておきました。ではこれで」
 正論であった。ナカテガワは悠々と鞄を持って刑事課のオフィスを出て行く。
「けっ、勝手にしやがれ」
 クサビはそう言って自分のデスクにどっかりと腰を下ろした。
 オールバックにプレスの効いたスーツを着こなすナカテガワは、よれよれのコートにくたびれたワイシャツ姿のクサビと、正確やスタイル、学歴まで何もかも正反対だった。おかげで二人は事件が無ければ普段から口も利かないほど仲が悪い。
 やれやれ。
 スミオはそう思って自分のデスクに落ち着いた。人間、れてくるもので、最近ではクサビとナカテガワを見ても冷や汗をかくことすらなくなった。何だかんだでどちらも大人なので、口ではあんな風だが殴り合いの喧嘩に発展することは決して無かった。
 ふと、スミオは自分のデスクに数枚の書類が置かれていることに気が付く。書類の上には、

 『ここ数日、生活安全課が受理した少女の家出に関する届け出です。 ナカテガワ』

 というメモ書きがあった。
 これは後でナカさんにお礼言っとかなきゃな。
 スミオは心の中でナカテガワに感謝を述べながら書類を改める。
 そこへ、
「そうだ、おい、澄夫。部長に報告行くぞ」
 と、クサビが声をかけてくる。
「あ、はい」
 スミオが椅子から腰を浮かしかけると、クサビがスミオのデスクにある書類の束を見て、
「なんだそりゃ?」
「ここ数日、署に届けられた少女の捜索願です」
「ふぅん、そうか。いつの間に」
「ナカテガワさんが・・・・・・・・・」
「そうか」
 クサビは無精ひげの生えた顎を撫でさすって、
「なら報告は俺だけで行っとくわ。作業、進めちゃってくれ」
「はい」
 この手のデスクワークはクサビが最も苦手とするところだった。
「悪いね」
「いつものことじゃないですか。ほら、早く部長のとこへ」
「おう」
 クサビは意気揚々と部長のオフィスへと向かって行った。

 ナカテガワの用意した書類は全部で二百枚近くあった。家出人一人につき一枚だから、ここ数日でそれだけの家出少女が発生していることになる。それだけの数を一気呵成に手帳に書き留めておくのは不可能だから、スミオはとりあえず多摩川近辺の住所に絞って書き留めておくことにした。
 家出の大半は数日で親元へ帰って来る。スミオは住所と名前を書きながら、自分がこうしている間にも親元へ帰ってきているかもしれないと苦笑した。しかし大半と言うことは、帰ってこないわずかなケースが存在するということでもある。今朝見た少女の遺体がスミオの脳裏に浮かんだ。
 未成年誘拐、それに殺人か。服を脱がせたのは身元確認を防ぐためか? それにしては顔を潰さないのは良心が咎めたのだろうか。動機は強盗? それとも性的暴行か?
 とりあえず二十人分の住所を控えて、スミオは手を休めて目元を揉んだ。
「おはようスミオ」
 そこへ女性の声が飛び込んだ。本人の性格を表すように、媚びたところのない、鋭く知的な声だった。スミオが振り返ると、髪を後ろにまとめた綺麗な女性が刑事課へ入ってくるところだった。手には大きめの茶封筒を抱えている。刑事一課の蜂須賀千鶴だった。
「おはようハチスカ。なんだ今日は遅いじゃないか」
「? いつも通りだけど・・・・・・・・・」
 スミオが時計を見ると、時計の針はまだ八時前を指していた。
「ああ、そうだ。ナカテガワさんに朝っぱらから叩き起こされたんだった」
「事件?」
「殺しだよ。十五歳くらいの女の子が殺されて裸でボートに載せられて、多摩川に流されたんだ」
「ああ、それで」
「それでって?」
「これ。鑑識課から焼きあがったって」
 ハチスカが茶封筒をスミオに差し出す。中は遺体写真のスチールだった。顔写真だけ、四、五枚ほど焼き増しされている。
「ありがとう。コーヒー淹れるけど飲む?」
「いただくわ。ミルクだけ、砂糖はなし」
「うん」
 スミオは給湯室でお湯を沸かしながら煙草を一服した。クサビは部長のオフィスから中々出てくる気配がない。ときおり笑い声が響いてくるから、個人的な雑談でもしているのだろう。
 やかんが沸騰して音を立てた。
 スミオはふぅ、と紫煙を換気扇へ向かって吐くと、スミオはみんなが灰皿代わりにしている缶詰の空き缶へ吸い殻を捨てて二人分のインスタントコーヒーを淹れ、ハチスカのいは粉末ミルクを入れた。
「やりきれないよなぁ」
 スミオはそう言って、ハチスカにコーヒーを差し出した。
「何が?」
「被害者は十五歳の女の子だぜ?」
「それが何?」
「何って・・・・・・・・・」
「しわしわのお婆さんだったら同情しないというわけ?」
「君もテツさんと同じことを言うんだな」
「もっと酷い事件だってあった。いちいち同情してちゃきりがないわ。私たちがすべきなのは同情よりも、被害者を殺した犯人を捕まえてちゃんと罪を償わせることよ」
 ハチスカがそう言ってコーヒーをすする。気まずい沈黙が流れた。
 そこへ、
「おはようさん!」
 サングラスに革ジャンといういで立ちの男が爽やかにオフィスへと入って来た。ハチスカと同じ、刑事一課のモリカワ聖志だった。
「おはようございます」
 スミオが言うと、
「おはよう」
 と、ハチスカも挨拶する。
「スミオちゃん、早速事件だって? 朝っぱらから大変だねぇ」
「そうです。相変わらず耳が早いですね」
「その写真は?」
「ホトケです。身元が分からないので、これから聞き込みです」
 スミオがモリカワに写真を見せる。モリカワはじっと写真を見つめ始めた。
「モリカワさん、もしかして心当たりとか?」
 スミオが訊ねると、
「無いよ!」
 と、モリカワはあっけらかんと答えて顔を上げた。
「それじゃ、俺はボスに報告あるから」
「部長は今テツさんと―――」
「おう、ちゃんと住所は控えたかスミオ」
 クサビが向かった時と同じ、意気揚々とした風で刑事課のオフィスへ戻って来る。
「それじゃ、ボスのとこ行ってくるわ。テツさんも頑張って」
「おう」
 モリカワの背中を見送りながら、
「あいつ、今どんな事件追ってんだ?」
 クサビがハチスカに訊ねると、ハチスカはため息をついて、
「さぁ? 一人で動いてるから」
「パートナーだろ?」
 スミオが言う。
「そうだけど・・・・・・・・・」
「お前は今、何してんだ?」
 クサビが訊ねると、
「団地の自殺事件の調査よ」
「まぁ、めげずにがんばれや。己たちもこれから炎天下の中、聞き込みだ。さぁ、行くぞスミオ」
「はい」
「いってらっしゃい」
 ハチスカの声を背中で聞いて、二人は刑事課のオフィスを出た。

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