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①瀬場拓郎の中世日記~Going Medieval~

今回はTwitterのフォロワーからおすすめされたゲームをやる。
その名もGoing Medieval(ゴーイング・メディーバル)。
直訳すると『中世に行こう!』みたいな意味になると思う。

このGoing Medieval、例によってアーリーアクセスであり、俺はこのゲームをだいたいゴーストリコンの終わりごろに買って、今の今まで放置していたのである
だいたい大型アップデートがその間、二回くらい来た。
それも今日までだ。
ようやくゴーストリコンも完結したので、やっていきましょう。

で、どんなゲーム?

中世を舞台にしたシミュレーションゲームです。
複数の異なる能力を持ったキャラクターを管理して、仕事の優先順位、スケジュール、建築計画を指揮して快適な生活を目指すゲームです。
システム的にはRim Worldに近いです。
ていうか、Rim Worldに三次元の概念を導入し、舞台を中世にしたゲームと言い換えることが出来ます。

実際、レビューを見て見ると

・Rim Worldの三次元版

・ゲームデザインのベース部分はほぼほぼRim Worldのパクリと言って差し支えないレベル。

・いろいろシンプルになっているのでよく言えばお手軽、悪く言えばボリュームのないリムワールドです。

じゃあ、Rim Worldをやろうか。

というわけにもいかないので、早速プレイしていく。

ニューゲームを選ぶとシナリオの選択が表示される。
シナリオというよりは、ゲームモードみたいな感じだ。
ちなみにRim Worldもこんな感じである。

ま、最初なので通常を選択する。
難易度は普通だ。

開始時の状況が表示された。
ここもオーソドックスに三人の開拓者で始まる一番上の新たなる暮らしを選択する。
ちなみにRim Worldもこんな感じである。

またなんか出て来たぞ。
開拓する土地を選択しろとのことらしい。
とりあえずデフォルトの谷、マップサイズは小でお願いします。
ちなみにRim Worldもこんな感じである。

開拓地の名前を決めれるらしい。
土浦にした。

まだまだゲームは始まらないぞ!

今度は三人の開拓者を設定していく。
見るべき部分を順番に解説していこう。

こいつはスキル
労働者が服を作ったり、怪我人を治療したり、家を建てたりする際の時間や、作ったもののクオリティを左右する。
このスキルを参考に、適材適所に人材を割り振っていくのだ。

それからこいつはパーク。
キャラクターの性格を決める。
いい方向に作用することもあれば、悪い方にも作用することがある。
例えばこのブタのパークは肥満を表していて、食料の消費が激しかったり移動速度が低下する。

ま、あんまり悩んでもしょうがないので(そうか?)とっとと始めよう。

なんか長い文章が表示された。

新たなる暮らし
イギリス諸島は疫病によって荒廃し、今もその傷跡が色濃く残されている。無数の人々が若くしてこの世を去った。生き残った者は貧困にあえぎ、惨禍によって激しく打ちのめされている。もう以前の世界に戻ることはないのだ。
1353年の大地が活気づく春に、荒野へと繰り出したヴァシリタエクリスは、神の目の下、法の下に、彼らの所有物、彼らの権利であったものとして、土地の一部の領有権を主張する。ここに未来の礎を築くのだ、と。希望が彼らとともにあらんことを。
タエは自信家で、冷静かつ大胆な人物だ。「やり遂げてみせる! 土地を、みんなで分担し、建物を建て、守ってみせる!」同じことに挑んだ者の中には、野盗の襲撃や干ばつにやられて命を落とす者もいた。だが、それでも多くの者がやり遂げた。「みんな信念を持ってくれ。見つけたこの場所を、何世紀にも渡って我々の子孫が暮らせる場所にするのだと」
数々の苦難を経て、彼らは黄金の平野を持ち、ヘビのようにうねる川に切り開かれた谷へとたどり着いた。その谷を見たとき、クリスの頭に浮かんだ光景は豊富な作物、歌とワインだった。定住の地…故郷…彼らはそこを土浦と名付けた。

尊者ファビアン著「災厄の書」より抜粋
(ニューエクセター、1365年頃)

というわけでようやくゲームが始まったぞ。

まずは労働者のスケジュールを決める。
睡眠時間と自由時間、労働時間だ。
この土浦はホワイトなので、一日八時間労働である。

あとは仕事を割り振ったりしなくちゃならないのだが、まずは当面の寝床を確保する。
春とはいえ、さっそく野宿はきついだろう。

働く開拓者たち。

次はゾーンを設定する。
ゾーンと言うのは、土地の活用方法を指定するといった方が正確かもしれない。
このゾーンを指定して、資材の備蓄、廃棄物の蓄積、それから農業などを行う。
現在、地面に資材の備蓄を指定しているが地面の上に直接物を置くと、資材の耐久値が減ったり食べ物が腐ったりするので速やかに倉庫を建設したい。

倉庫を建設する。
この時代、もちろん冷蔵庫はおろか電気などないので、食料は低温の地下室に保管しなければ腐ってしまう。
逆言うと地下室に仕舞えば腐らない。
だからといって地下室を掘って食品を仕舞えば電気代を節約できる………!?
と安易に現実に当てはめて考えてはいけない。
これはゲームだけの仕様なんだ。
腐るものは腐るんだ。

こうやって地下室の上に木の床を敷いて、上は物資、下は食料みたいに倉庫を分ける。

もちろん、地下室の地面にも木の床を作る。
ちなみにこのゲームには構造力学的概念が多少あり、柱が無いと床がおっこちてしまう。

二日目の朝、倉庫の壁を作る。

これでひとまず母屋と倉庫が完成した。
今回はこんなところだろう。

なに? 研究の作業台がないだと?

このゲームはたまに指示を出してくる。
うるせえ、次回だ次回!
色々と説明しても読者が混乱するだろう。

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