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利益主義 #132

毎度!
一番理解して欲しいのは、会社を「成長」させるってのは、ただ単に「売上」を増やすことやないねんで。
寝ても覚めても「売上、売上・・・」って口にするけど、本当に大事なんは「利益」やねん。この「利益」をいつも頭に入れて会社経営をやってや。

「売上主義」になったら、たいがいが次の行為に走りがちやねん。
まず売上を伸ばすために「販売促進費」をかけて景品をつけて販売したり、得意先をゴルフに招待したり、おっちゃんも好きなんやけど、新地に接待して一杯やりながら「一つ宜しくお願いします」って、常日頃やってへん?

理由は簡単やねん。そんなことをやらへんと売れへん商品を売ってるからやねん。
他にもトップが「夜討ち、朝駆けで営業してこんかい!売れるまで帰って来るな」って発破かけてるんは、人件費が「タダ」っていう前提があるからやねん。試しに「きちんと残業代だしてくれますか?」って一言社長に聞いてみたらええねん。
「首や!」とか「夜討ちはせんでええ」っていう答えが返ってくるで。
要はコスト意識があらへんか、あったとしても足りへんねん。

商品に魅力がなく、立地も悪く、お客様の望む価格で売ってへんから、人海戦術で無理矢理売らせようとすんねん。
たとえ「売上」が上がっても、経費も増えて「利益」のでえへん体質になってまうねんで。

もっと分かりやすく言うと、人海戦術で「売上」を上げたら次のことが予想されんねん。
まず「売上」が上がるやん。良かったやんか。
そやけど販促費が増えて、人件費も上がんねん。
忙しくなって補充や仕入れとかで時間に追われ、支払いの時に初めてお金が足らへんことに気がつくねんで。

「利益」以上の金を全て販促費と人件費で使ってまうからやねん。
「お金が足らへん」って銀行に行って借入なんてやったら、銀行金利だけで「利益」が吹っ飛んでまうで。

続きは、また今度。
良かったら友達になって帰ってや。
ほなねー。

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