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H2H「事業変革を生み出すデジタルシフト」

視聴者も出演者も自宅にて出演する、「HOME TO HOME セミナー」に参加しました!

DX(デジタルトランスフォーメーション)について知りたい!と思っている最中だったので、非常に興味深く聞かせていただきました(^o^)

話してくださった方

「ブリヂストン」にてCDO(チーフデジタルオフィサー)としてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進された後、「出光興産」にてDXを推進されている方に講演いただきました。

ブリジストンの話

Tire as a Service。タイヤを、単に販売するのではなく、サービスとして提供するように変更した。顧客が必要としているのは、タイヤでなく、移動!!

サービス化により、お客様のことを見なければならない
 → 開発部門などにもお客様の情報が必要
 → 開発部門にお客様の情報を届けるために、バリューチェーン全体の変更が必要

DX(デジタルトランスフォーメーション)をトップが推進しようとしても、現場が反対することはなかったか?
 → トップの発信であるため、反対はあり得ない。ただ、デジタルと言われても…?ソリューションプロバイダとはなにか?という議論は行われた。
 → コーポレートサービスがお客様の前で実際にやってみせ、成功体験を積み重ねた。それにより、現場にも伝わった。

以下の話、面白かったですw

元々の生産部門としてのKPIは、品質やコストであり、長年をかけて改善を続けている。そのため、改善できるところはしてしまっており、いわば、乾き物状態。それでもトップからは、もっと出ないかと絞られる。

出光興産の話

2019年4月に昭和シェルと合併した
 → シナジー効果が求められる
 → バリューチェーンを改善する必要がある

デジタルシフトの推進にてぶつかる壁

壁しかない、とのこと(笑)

PoC貧乏にならないためには、「デジタル変革としてなにをするか」を明確にする。もやもやっとしたイメージを持たれがちだが、ビジネス/事業をしている方に納得してもらえるようなテーマを描き、説得性のあるストーリーを紡ぐ

ストーリーを紡ぐにあたり、「社会価値/sustainable」を基本にすると、反対する人はいない。その上で、お客様に価値を生む。

以下の話、面白かったですw

上の人は、部下の言うことを聞かない。そのため、他の企業や本の記載を引用して、第三者的な話として持って行く。

また、以下の話が印象的でした。

もっと軽いPoCを増やすとよいのではないか。やってみて、ダメだと思ったらやめればよい。全部うまくいくなら、プロトタイプは要らない。
一方、良さそうなものは、予算の確保や人材の確保までする必要がある。
譲渡先の既存事業部は、そんなことはやってくれない。

今後について

コロナが終息した後の消費者の動向は、コロナ前には戻らない。アフターコロナに対応する準備を早くからする必要がある。

DX(デジタルトランスフォーメーション)の専門家は不足している。DXに一社にて取り組むのではなく、エコシステムとして協力して行こう!

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