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片付けるために、歯磨き粉1本は何日分かを確認する。

日用品(消耗品)の買い物で、
「1つだと不安だから、とりあえず2つ買っておくか。」
「あれが少なくなってきた気がするから、とりあえず買っておこう。」
そんなあいまいな買い方をしていた頃は、いつも家の中が散らかっていた。

消耗品の全てのモノにいくつものストックがあると収納の中はぎゅうぎゅうになり、モノが出し入れしずらく片付けにくい原因になる。
この状況だと在庫チェックもしずらくなるので、足りている物をうっかり買ってしまうという悪循環にも陥っていた。

片付けやすさには収納内にゆとりをつくることが大切。ゆとりを持たせるには消耗品のストック数を減らす必要があると考えた。
「そもそも私が安心できる最低限のストック量はどれぐらいなんだろう?」
そう思い、日用品の消費ペースを確認することにした。

消費ペースが分かると日用品のストックを無理なく減らせた。そして収納スペースにゆとりができ、片付いた家を維持できるようになった。

やったことはシンプル。開封したときに開封日を記入し、使い切ったら日付を確認する。そうすれば1つを使い切るのにどれぐらいの期間がかかっているのかが正しく把握できる。

使い始めた日付を記入(芯の中)
1日1枚使っている。ということは1袋で約2ヶ月分。

液体物は特に、しっかり日付を書いて客観的に確認することが大切で、実際にやってみると自分の感覚は当てにならないなと実感した。

無くなる不安とまとめ買いのお得感につられて買った歯磨き粉12本は、我が家だと約3年分にもなることが分かった時はかなりショックだった。

今は反省を踏まえて歯磨き粉のストック上限は1本にしている。ストックが無くなっても開封から3ヶ月以内に買い足せばよいことが分かっているので、買い物を焦る必要は無い。

消費ペースを正しく把握することで、日用品を個数ではなく使える日数で考えられるようになったことが、大きな変化だったと思う。

何より過度なストックが無いと、自然と大事に使い切るようになった。大事に使い切った後の清々しさは、クセになってもうやめられない。

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