39「詩」夜更け
流れ星がぶつかり合って
金属製の高い音がかすかに
響いている
夜更け
狡い人間たちの間で
くたくたになって生きてきた
空を見上げる
なにも出来ない自分
なにひとつ役に立たない自分
いったい何をしてきたのだと
もう一人の自分が問い詰める
消えてなくなりたくなる
空を見上げる
流れ星の間で星たちが
こちらを見つめている
人間が生まれるずっと前から
同じ光を放ってきた星たちが
こちらを見つめている
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流れ星がぶつかり合って
金属製の高い音がかすかに
響いている
夜更け
狡い人間たちの間で
くたくたになって生きてきた
空を見上げる
なにも出来ない自分
なにひとつ役に立たない自分
いったい何をしてきたのだと
もう一人の自分が問い詰める
消えてなくなりたくなる
空を見上げる
流れ星の間で星たちが
こちらを見つめている
人間が生まれるずっと前から
同じ光を放ってきた星たちが
こちらを見つめている
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