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オランダnoおいしい~お茶漬けにもなるよ!ソトアヤム~

スープもので、おいしいが口をつくより先に「はぁ~💛」と、ため息がでる時がありませんか? スープの温かさとともに心もじわじわ温かくなるような。和定食のときは、ご飯のよりもまずお味噌汁を口にして、そんなじわじわ至福感を味わいます。

インドネシアやスリナムのレストランで初めてソトアヤムを注文したとき、まさしくそんな感覚を味わいました。ソトアヤムとはインドネシアのチキンスープ。ニンニクが効いたおいしいスープです。そして、はじめて食べたのに、どこか懐かしい。

インドネシア料理はオランダの国民食なので、ソトアヤムのキットは簡単に見つかります。

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いろんなレストランでソトアヤムを頼みましたが、具はレストランによってさまざま。春雨もあれば、細切りしたフライドポテト、モヤシなどなど。あれですよね、お味噌汁の典型的な具って?と聞かれたら「そ、それは…」と言葉に詰まるのと同じで、各家庭でアレンジありまくりなのかもしれません。今回買ったキットは、キャベツ、ジャガイモ(フライではなく)を入れるとありました。チキン味が引き立つよう、キャベツとかモヤシとか味が濃くない野菜を入れるということなのかもしれませんね。そうならカリフラワーとかもありなのかな。

とはいえ、MUSTな具材もあります。それは、アヤム(鶏肉)、ゆで卵、そして炊いた白米の小盛です。

あら。ご飯の小盛。どうすればよいのかしら。スープ&ご飯を交互に食べるのかしら? ご飯の取り扱いが不明だったので、インドネシア人によるソトアヤムのレシピのビデオを見て、判明しました。

1)鶏肉は一口大に切ってから調理するのではなく、まるごとスープに入れて、食べる直前に裂く
2)炊いたご飯をスープ皿に盛り、そこにソトアヤムを注ぐ

お茶漬けじゃん!! 

今回は、スープ単体を飲んだり、スプーンにご飯をひともりスープに入れて食べたりしました。

インドネシア人に「ソトアヤムの正しい食べ方は?」と質問したら、多分「好きにしていいんだよ~」という答えが返ってきそうな気がします。

ソトアヤムはインドネシアの定番料理なのですが(インドネシア料理寄りのスリナムでも)、メニューに絶対あるとは限りません。和食レストランのメニューに味噌汁が絶対あるか!といえば、そうとは言えないと同じなのかな。また、地方によって、Soto Padang, Soto Bandung, Soto Jakarta, Soto Banjarと名前が変わっていくようです。家庭に近い料理であればあるだけバラエティが膨大で、返って正体が見えにくくなるものなのかもしれませんね。

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