集客ばかり考えていると起業は上手くいかない理由
なんだかんだ言って、起業の一番の悩みといえば「集客」ですよね。
お金を出して買ってくれるお客さまがいなかったら、仕事として成り立ちませんから。
フォロワー数を増やし、いいねの数が増えれば、申し込みも増える。
もっと数を増やせば、きっと起業は上手くいく!
こう思ってはいないでしょうか?
でも、「数」を集めればそれで上手くいくのでしょうか?
もしあなたが、インフルエンサーやアフィリエイターを目指しているのであれば、それが正解かもしれません。
でももしあなたが、コーチ・カウンセラー・セラピストなど、1対1でお客さまと向き合うお仕事だとしたら、それは正解とは言えません。
「集客」ばかり、つまり、「数」を増やすことばかりを考えている限り、あなたの起業は上手くいきません。
それはなぜなのか?
解像度を上げて考えてみましょう。
■ 売上 = 価格 × 個数
あたりまえ過ぎるほどあたりまえのことですが、
[売上] = [価格] × [個数]
売上げを上げるためには、[価格]を上げるか、[個数]を増やすか。
この2つしか方法はありません。
なのに、ほとんどの人が頑張っているのは、[個数]を増やす努力だけだということ、気づいているでしょうか?
どうしたらもっとお申込みが増えるんだろう?
申し込みを増やすためには、
LINEの登録者、増やさなきゃ!
メルマガ読者を増やさなきゃ!
登録者を増やすためには、
SNSのフォロワー数を増やさなきゃ!
いいねの数を増やさなきゃ!
「数」を集めればなんとかなる。
そう思い込んでしまっているんですよね。
でも、どれだけ数を集めようと、適切な料金設定が出来ていなければ、売り上げは上がりません。
だから重要なのは、「数」よりも価格。
まず考えなければいけないのは、適切な料金設定です。
でもこれは、単に「高額にしましょう」って話じゃないんです。
ビジネスの本質にかかわるお話です。
実際、SNS集客を頑張っている人に、意外に多いのがこんなお悩み、
頑張ってフォロワー数を増やしました。いいねの数も増えました。
だけど、申し込みが増えません。
売り上げが上がりません…(泣)
どうしてこんなことが起きてしまうのでしょう?
■ 料金設定とは価値を考えること
価格とは価値のこと。
つまり、料金設定というのは、自分のサービスの『価値』を考えることです。
お金と向き合うこと。
料金設定を真剣に考えること。
ここから逃げているということは、お客さまに提供する価値を考えることから逃げているということ。
「相場がこのくらいだから」とか「まだ駆け出しだから」と。
料金設定をしっかり考えないというのは、お客さまのことをしっかり考えていないということです。
自分のお客さまにとっての価値は何か?
それをとことん考えないまま、SNS集客で「数」を集めることばかりに夢中になっていると、自分のお客さま像とはズレている人を大量に集めている、ということが起きがちです。
だから、フォロワー数やいいねの数が増えても、お申込みにはつながらない。
働けど働けど、わが暮らし楽にならざり
じっと手を見る...
料金とは戦略であり、ブランディングでもある。
料金設定って、実は「集客」に直結するものなんです。
■ お金と向き合うことはお客さまと真剣に向き合うこと
日本人というのは、本当にお金がニガテです。
その反動なのか、キラキラ起業女子ブームのころは、「月商7桁!年商8桁!」が流行語大賞のようになり、やたらと売上げ金額を誇示するのが、起業女子向けコンサルの王道キャッチコピーでしたよね。
まあ、今でもその風潮は無きにしも非ずですが(笑)
でもそれは決して、「お金のことがニガテではなくなった」ということではないと私は思うのです。
「お金」ばかりにフォーカスしているのは、やはり、あまりセンスのいいこととは言えません。(あくまで個人の感想です。)
とはいえ、「お金」がニガテで起業はありえない。
きちんとお金のことを考えられなければ、ビジネスとして成り立ちません。
お金と向き合うことは、お客さまと真剣に向き合うことです。
単に、「もっとたくさん稼ぎたい!」という利己的な視点からではなく、「もっと役に立ちたい!」という利他的な視点から、きちんとお金と向き合って欲しいなと、大野木研究室は考えます。
なのでこのさい、ガッツリと「お金」の話をしようじゃないか!
そう思い立って企画しました。
こういうことって、文字だけだと、「わかったような気になる」だけで終わってしまいがちです。
だけどライブだからこそ、伝わるものがある!
おとなの品性を持って、単に「稼ぐ」だけでないお金の話、
より高い視座からの「ビジネスの本質とは何か」をお話ししようと思っています。
お金と向き合い、お客さまと真剣に向き合いたい方。
ぜひご参加ください。
お申込みはこちらのフォームからどうぞ。(受付は終了しました。)
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