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★パチンコ店員道~不正人間 Part①外部不正~

 こんにちは。
今回は”不正発見”と題して、店内外の不正についてお話ししたいと思います。長くなるので、今投稿では外部不正についてお話しします。内部不正は次回に投稿します。

 そもそも不正とは、早い話が『万引き』『横領』の話です。
たまに○億円横領で逮捕や集団万引きグループ逮捕など、ニュースで放送されることがあります。パチンコ業界もそのような類の不正が存在します。

しかもかなり悪質です

 パチンコ(スロット含む)とは、玉(やメダル)を借りて、お客様がご自身の手で遊技し、その技術を持って払い出した玉(やメダル)を交換して、店舗が用意している景品と交換するという娯楽です。

 そこにどんな不正の類が潜まれているのでしょうか?

 本題に入る前に、実際にあった日本を代表する大型スーパーチェーン店企業の倒産についてお話しします。

 量販店業界の大きな取り組みの一つとして【万引き損失を減らす】というものがあります。一般常識を持っている方なら、商品を手に取って、お金を支払ってお店を出ると思いますが、一部…本当に一部の人はお金を払わずにお店を後にします。それを万引きと言います。
 いまさら万引きの話をしていてもしようがないのですが、実際に万引きをしていない人からしたら、対岸の火以外なにものでもありません。ちなみに年間の万引き被害額というものは、日本でどれくらいあるか。
 4500億円はあるのです。
4500億円です。大手販売店ですら一瞬で吹っ飛ぶくらいの額が一年間で、被害にあっているのです。

 15年前に、全国にチェーン展開している有名なスーパーチェーン店が倒産しました。その会社の倒産理由は、万引被害と言われています。その会社の年間損失額が500億円と言われ、ついには破綻を迎えるわけです。たしかに当時はコンビニエンスなどの大量出店やインターネット環境が整備されてきて、外的要因もありましたが、それだけ万引き被害額とは大きいものなのです。
 対して、その時期に業績を伸ばした同業種のチェーン店企業があります。その企業は、年間損失額を大幅に減らしたことによって、現在も日本を代表する企業になっています。では、その企業は何をしたのか。

徹底した危機管理

を行ったのです。商品の陳列レイアウトを見直したり、防犯カメラの設置を行いました。何よりも「従業員スタッフ全員に意識指導」を行ったのです。

 明暗が分かれる話だとは思いませんか?
 両者ともに日本を代表するスーパーマーケットチェーン店で、片方は倒産し、片方は未だに企業として経営している。雲泥の差です。

 本日は、我らがパチンコ業界内でおこる不正事案について、お話をさせていただきます。

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