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カナダ発!値段か?それとも味か?腸活ライフ8年目の発酵オタクの考え

1970年代に日本で一時的に大流行した紅茶キノコ。甘い紅茶をキノコで発酵させた飲料水。


これがキノコ(SCOBY)
一次発酵中はこんな状態

今ではコンブチャ(Kombucha)と改名され、カナダでは一般的な飲み物のひとつとして認識されている。スーパーのコンブチャコーナーは年々大きくなり種類も豊富になった。




ありがたいことに、2年前に投稿した腸活についてのnoteが今でも読まれ続けている。

だからこそ、追加情報としてお伝えしておきたい。


先日のこと。
5月下旬だというのに夏日が続いた。それに伴い、カナダ人パートナーの自家製コンブチャ消費量が急激にアップ。毎週5リットル造っているにも関わらず、瞬く間に在庫が切れた。かといってすぐには増産できない。
しかたなく数年ぶりに市販品を購入して飲んでみたら、想像を遥かに超えた味だった。はっきり言えば…不味過ぎてもう飲みたくなくなるくらい。

ここ数年、価格が高騰しているオーガニックのキビ砂糖がコンブチャの原材料から消え、その代わりにステビアになった。そのことが味に大きく影響していると思われる。



インフレでほぼ全ての食品が値上がりしたにもかかわらず、コンブチャの価格がほぼ据え置きなのは企業努力の賜物だろう。大多数の消費者が求めているものも、味より安さなのかもしれない。

だけど、初めてコンブチャを飲んでみようとしている人達に、味が落ちた現代風コンブチャを薦めるのは、自称発酵オタクとしてはなんとも心苦しい。
自宅で醸すのが一番いいけれど、日本では違法になるし。


もし北米でコンブチャを試飲する機会があれば、おススメしたいのがこちらの商品↓


我が家の自家製コンブチャとほぼ同じ味。


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