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Monthly MAL vol.8

こんにちは、MALの樋口です。みなさん、夏クールのアニメ観てますか?私は今期ははたらく魔王さま!、ダンまち、リコリス・リコイルに夢中です❤️まだまだ暑い日が続きますが、ひんやりクーラーの効いた場所で観るアニメは最高ですよね!さて今月のMonthly MALは気になる夏クールアニメの速報数字、MALの新機能、ヲタ遍歴を綴った履歴書『About Me』のご紹介、また弊社CEO溝口がMetaverse Expo Japan 2022で講演した動画のリンクもありますので、最後までお楽しみください!

2022年7-9月クールアニメ作品の速報数字


データ活用チームでMALにジョインしている電通の清水です。
7-9月クールが始まって1か月半が経過し、多くの作品が概ね折り返し地点をむかえています。
今月はそんな7-9月クールの作品の中間数字を見ていきたいと思います。

下記は、7-9月クールの8月15日時点におけるメンバー数・スコアをまとめたものです。
放送の始まる直前である、6月30日時点のメンバー数と増加数も併記しています。

※データは2022/8/15時点のものです
※2022年7-9月クール作品のうち、日本で地上波で放送されている作品およびSVODなど配信限定の1話20分以上の作品をピックアップしています
※配信限定作品に関しては、7月からスタートしない作品もカウントしています
※メンバー数は「作品をマイリストに追加」した人の数です
※評価は「作品をリストに追加し、かつ評価した人」の評価数平均です
※各項目上位10作品を赤くマーキングしています

■メンバー数NO.1「はたらく魔王さま!!」

最も多くのメンバー数を獲得したのは「はたらく魔王さま!!」となりました。
第1期は2013年に放送され、実に9年ぶりの続編となりました。第1期のファンも多く、放送前の時点でも最もメンバー数が多い作品となっています。一方で評価は7.4とTOP10には入っておらず、ファンの間での期待値が非常に高くなっていたことをうかがわせる結果となっています。

参照されているレビュー(R_2_Rさん:評価6)

(いくつかの第2期に関する批評を経て)
さて、これらすべては今シーズンが悪いと言う意味ではありません。萌え系の新コメディには魅力があるし、スタジオ3Hzも全力で楽しませてくれている。またキャストも、カリスマ的人気を誇るMgRonald社員の「真奥貞夫」、コールセンターのヒーロー「遊佐恵美」、主夫将軍の「芦屋」などが戻ってきて、良い仕事をしている。そして、今のところテンポやストーリーに問題はない。

■メンバー増加数NO.1「よふかしのうた」

放送開始前の時点から最もメンバー数を増やしたのは「よふかしのうた」でした。基本的に上位作品の多くをシリーズ2期以降の作品が占める中で、メンバー数としては4位、増加数では1位となりました。放送前のメンバー数も10万と新作としては高い数字で、原作ファンや期待の大きさもうかがえる結果となりました。

参照されているレビュー(gerrawさん:評価8)

基本的なコンセプトは普通といえば普通だが、ストーリーの展開には期待できる。もちろん、美しいアニメーションもあり、夜の世界を実にユニークに、そして鮮やかに表現しています。OPもEDもアニメの雰囲気に見事にマッチしています。また、サウンドトラックは全体的に優れており、景色や行動をよく表現しています。

■スコアNO.1「メイドインアビス 烈日の黄金郷」

8月15日時点で最も高いスコアを記録したのは「メイドインアビス 烈日の黄金郷」(8.7)でした。2017年に放送された第1期も、ほぼ同等のスコアとなっており、非常に高い評価を受けています。前シーズンの評価が高く期待値が高い場合、内容によってはスコアを落としてしまうケースも確認されますが、本作はファンの期待にしっかりと応えられたことがうかがえます。

参照されているレビュー(AuT_AimZzさん:評価10)

この美しい第2期を作ったキネマシトラスとスタッフ全員には感謝してもしきれません。テンポ、美術、アニメーション、声優、音楽...全てがとても良く、オープニングとエンディングは...見ていて涙が出てきました。今のところまだ3話しか出ておらず、これからもっと良くなり、暗くなるのですが、今のところ本当にうまく扱っていると言わざるを得ません。

■アニメオリジナル作品として異例のヒット「リコリス・リコイル」

今シーズンの特筆すべき作品として、マンガやライトノベルなどの原作を持たない、アニメオリジナル作品の「リコリス・リコイル」があります。昨今、アニメオリジナル作品は極めて本数が少ないですが、その中でもTOP10に食い込むことは極めて異例と言えます。メンバー増加率も2位、スコアも3位となっており、非常に注目を集めている作品です。

参照されているレビュー(frenziさん:評価9)

銃を持ったかわいい女の子たちが、超直感で弾丸をかわしたり、エイムボットでテロリストを撃ったり、エリートハッキングをしたりと、ワルいことをするのが大好きな私としては、この番組がすべてをうまく表現してくれました。この番組は、それをすべて実行する良い仕事をしました。特にアクションシーンでのキャラクターの流れるような動きは、見ているものを魅了しました。アクションを付けた人に大きな拍手を送りたい。アニメーションも視覚的に魅力的です。A-1 Picturesは多くの可能性を秘めたショーを提供したのです。

参考1.メンバー数TOP10作品のメンバー数時系列推移

今月のMonthlyMALより、メンバー数のデイリーでの増加率もチェックしています。そのデータの一部をご紹介いたします。それぞれの作品が放送開始のタイミングでメンバーを伸ばしていることや、その後どのように伸びているかがわかりやすくなっています。こうしたデータをもとに、さらに詳細な分析にも取り組んでいこうと考えています。

【メンバー数TOP10作品のメンバー数時系列推移】

参考2.国内の人気との比較

あくまで異なるデータソースですので参考ですが、各作品の日本におけるTwitterフォロワー数を参照し、MALメンバー数と比較してみました。すると順位は必ずしも一致しておらず、国内と海外での作品の盛り上がりの違いもうかがえる結果となっています。

【MALメンバー数と日本のTwitterフォロワー数の比較】

※データは2022/8/15時点のものです

いかがでしたでしょうか?皆さまがチェックされている作品は、予想通りの順位でしたでしょうか。
今後も新たな視点を盛り込んだ分析を計画していますので、是非来月もお楽しみに!

海外版ヲタ履歴書『About Me』を開始!

こんにちは、岡村です。

今回は始まったばかりの海外版ヲタ履歴書『About Me』を紹介します!ヲタ履歴書とは、”ヲタ遍歴を綴った履歴書”を指し、TwitterなどのSNSで自分の趣味嗜好と合った仲間を探すために自己紹介的に作成されるドキュメントです。(※諸説あります)

MyAnimeListは、世界最大級のアニメ・マンガコミュニティで、世界中のアニメ好きが集まっているので、ユーザーのみなさんに”気の合う仲間と出会って、一緒にアニメやマンガを楽しんで欲しい”というのが我々のミッションです。そのきっかけの一つとして、「私は○○が好き!」ということを簡単に表現出来て、目立つ位置に表示することで、気の合う仲間を見つけやすくなるようにヲタ履歴書機能=About Meをリリースしました。

2ヶ月前にリリースしましたが、MyAnimeList内でコミュニケーションを楽しんでいるユーザーのうち24%が既にAbout Meを利用していて、非常に好調な滑り出しになりました。

また、8月より、全世界待望の「アニメ公式About Me」を開始致しました!
これをきっかけにAboutMeを利用してくれるユーザーも増えています。SeasonalページやMAL×Japanでのアナウンスなど、作品の注目度を高める展開も増やしています。また「マンガの公式AboutMeは無いのか?」というファンの声も届いておりますので、こちらも検討しています。

About Meは、現在決められたテンプレートのみの利用ですが、今後はユーザーがテンプレートを編集出来る機能や、MALサポーター会員(MyAnimeListの有料ユーザー)限定のリッチな機能もリリース予定ですのでご期待ください。

『メタバースで広がるIP・コンテンツ流通の未来』 by 溝口 in Metaverse Expo Japan 2022

弊社CEO溝口がMetaverse Expo Japan 2022で『メタバースで広がるIP・コンテンツ流通の未来』についてお話をさせていただきました。MyAnimeListについてもいろいろ語っていますので、お見逃しの方々、この機会に是非!

ではみなさま、また来月お会いしましょう!

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