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HIPHOP超主観論(3回目)-DJ CHARIについて

こんにちは
「月刊bbe」のcurator、yuto nakanoです

第3回目の今回はここ最近自分の中で認識が強まってるDJ CHARIについて

DJ CHARIの顔
手でCHARIの頭文字であるCを表している
と思われる

認識が強まった理由はゆるふわギャングとOzworldらを迎えて作成した曲、「UZUMAKI」がすごくいい曲だと思ったからです

彼のことを全然知らないのでなかなか内容が薄い記事になりそうですが温かい目で読んでいただけたら嬉しいです

中学生のときにKREVAが所属するKick The Can Crewを知ったことにより、HIPHOPにのめり込むようになったDJ CHARI
もともとクラブでDJをしていて、そこでは海外のHIPHOPを中心に回していました
クラブまでチャリでくるからDJ CHARIと名乗り始めたそう

調べているうちに元々知っている歌も彼がプロデューサーとして参加していることを思い出しました
まずは2017年にじわじわとヒットしたいた「ビッチと会う feat. Weny Dacillo, Pablo Blasta & JP THE WAVY)」

音源で大活躍するWeny Dacilioぬん

“おまえがRAPここで
おまえのRAPここで
エンドレスじゃなくて
俺はタイムレス
いつだって時間を
超越してやる
ん?そんなんで川崎
ho もちろんうまいし別に
いつだって俺が また ほらあなたに
話してもやっぱり 笑顔がぬん”
というパンチラインしかないラップで一世を風靡したラッパー、Wenyがすごくいいラップをこの曲では披露してます
Pablo BlastaのラインはTWICEのTTの冒頭のようだなと思ってました
DJ CHARIのプロデュース力が光っていて、エモチル系のトラックの上でラップをする三人の個性が存分に発揮された曲になっています

ジメサギとYoungH Y'sを迎えたCheck It

「Check It (feat. Jinmenusagi, Young Hastle & Y's)」はダイナミックなサウンドが特徴な曲
2000年代風のゴリゴリ系トラックが世代のみんなにはかなり刺さったと思います
JKが使うような若者言葉を面白おかしく使いこなすジメサギにはチェキという言葉が似合いますね
AppleMusicで歌詞を見るとY'sパートの一部しか歌詞が出ないのが最高に面白い
ヤングハッスルパートはやっぱり筋肉の話をしています

GOKU VIBES (feat. Tohji, Elle Teresa, UNEDUCATED KID & Futuristic Swaver)

GOKU VIBESは2020年の個人的大ヒットの一つ
トラックはFly Boy Recordsの天才トラックメーカーZot on the Waveが手がけています
TohjiとElle TeresaのまるでUSラップのような回りくどい歌詞が特徴的で孫悟空やブルマなどのドラゴンボールのキャラクターや、浜崎あゆみ、ららぽーと、トッポギなど面白いワードが次々に出てきます
クラブで聴いたことはないですがフロアをぶち上げていたことは容易に想像できます
日本語ラップを志す人にとって雰囲気フロウは忌み嫌われ、日本語を大切にラップすることが大切だという一つの信条がこれまであったと思いますが、第二次ラップブーム以後からはその流れは少しずつ薄れフロウから歌詞を考えているような歌が増えてきていますね

UZUMAKI (feat. ゆるふわギャング, OZworld & Masayoshi Iimori)

今回の記事を書くことになったきっかけでもあるUZUMAKIについて
ゆるふわギャングはDippin' Shakeからちゃんと聞き始めました
一時期はマクドナルドに行くたびにマックシェイクにポテトをディップして食べていました
地に足つけて自分たちのスタイルを貫き通している彼らは継続した活動によって今の地位を築き上げた印象です
最低最悪だった人生が二人で活動すること、音楽を続けることでどんどんと良くなっていっていることが歌詞を通して分かり、まるで彼らから人生の喜びを分けてもらっているような気分になります
NENEがヴァースの中で自身の曲が聞くドラッグと呼ばれていることについて言及しているところに上がりました
客観的にそう思われていることから主観的にそうなることを望んでいるようにも感じました
OZworldは高校生ラップ選手権のR'kumaとしても知られていますね
彼のいい意味でアクのないラップに対してビートを重たく重ねたところにテクニックとセンスを感じました
MVではいかつい彼らの可愛いダンスを見ることができます
振り付けはLEXのなんでも言っちゃってやTWICEナヨンのソロ曲POPを担当したMONAが手掛けています
歌詞の通り、抜けられない渦のような魅力的な歌でした

まとめ
DJ CHARIはインタビュー通して海外にも通用するような曲をどんどんと作っていきたいようなことを言っていました
HIPHOPはもはや共通言語なので、日本から海外に届くようなヒット作を生み出すことに大きな可能性のあるジャンルです
ものすごくいい流れがきていて、彼のセンスが時代に合っています

読んでくれてありがとうございます
この記事はyuto nakanoが書きました
絵はromanticisoが描きました

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