縄文時代を探究する子ども達

モンテッソーリ・ファーム

2023年1月30日 22:05

みなさんこんにちは。幼児と小学生のモンテッソーリ教育がうけられる教室、モンテッソーリ・ファームです。

ここでは「自立」「集中」「幸せな居場所」を目指しています。

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モンテッソーリ・ファームでは、昨年12月末に季節講習のウィンタースクールが無事に終了しました。今回のテーマは人間の歴史。3日間と限られた時間ですが、子どもたちにとって満足いく充実した時間が過ごせたようです。

子どもたちは、モンテッソーリの小学校と同じ環境の中で、人間のはじまり、人間の歴史のお話を聞いたり、タイムラインと見たり、縄文時代についての理解を深める様々な活動を行いました。

保護者に頂いたアンケートの一部とあわせながら子どもたちの活動写真のご紹介させていただきます。

※感想と写真の子どもが一致するわけではなく、写真はランダムにウィンタースクールの様子をご紹介しています。

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保護者の感想

「お迎えに行くと毎回、上機嫌で楽しい時間を過ごしたことが伝わってきました。」

「初日夜から竪穴式住居チームのために藁を持参する意思を明確に持ち、3日目の朝に自らハサミでカットし、きちんと忘れずに自分で荷造りして持って行きました。何度も「みんなのために（持って行く）」というフレーズを発していました。」

「（ウィンタースクール中に毎日シェアされた）写真に写った子どもたちの表情がどれも青春の一コマのようなキラキラぶりで、とても印象に残りました。もはや親にできるのは基礎の基礎だけで、あとは良い仲間と先生のいる良い環境に放り込むと、勝手に学んでくれるのではないかというちょっとした無力感さえ抱きました。ということで、非常に中身の濃い３日間をご提供くださり、本当にどうもありがとうございました。今後色々な形で今回の経験が垣間見られる場面が出てくると思われ、親としてはそこが楽しみです。」

「２日目は早起きしてくると、やりたいことあるからね、大事なことだから行ってくるね！と見送る妹に話して出発しました。（絵に書いたように胸をはって堂々と歩いていました）」

「細かいことは話さない娘ですが、家での娘の様子と、教室での写真や発表をみていますと、娘が歴史を心と体で感じているような気がしました。私は歴史といえば暗記、テスト、受験、だったので、縄文時代ときいて思い出すのは教科書の写真やノートしかありません。娘のように昔の人の気持ちを想像したり友達と関わり合って体験することはありませんでした。モンテッソーリファームのように、先生や友達と心に刻まれる体験として学んでみたかったと、娘を羨ましく思いました。」

「ウインタースクールが終わった翌日も、青森の遺跡を見に行きたいと言ったり、お友達に教えてもらった編み方を思い出して再現したり、余韻は続いています。学びを深めらるように温かく見守ってくださった先生方と、いつも優しく関わってくれたお友達のいる穏やかな雰囲気の中で、娘も安心して自分らしく過ごせた三日間だったと思います。」

「普段の小学校では時間がとても限られる為、妥協していた点も、納得するまで拘ったり、丁寧に出来るといった事が、本人にとっては大きな喜びであり、大きな違いだったようです。親から見ても、自ら学びたいという意欲が普段よりもとても強く感じられました。持ち帰った作品をとても嬉しそうに、一つ一つ、一から全部説明してくれたのですが、その顔がとてもキラキラと輝いていました。」

「『楽しかったー、またサマースクールも行きたい！』と繰り返し言っています。細かい作業が苦手な息子が、組み紐に興味を持ち、３日間色々な種類の組み紐を作り、最終日にはお友だちにその作り方を教えている姿を見れたのは驚きでした。先生から教えてもらったことを、お友だちに教えてあげることができた…このことは、息子にとって大きな自信に繫がったと思います。また、ただ組み紐を作るだけでなく、最終日の発表にむけて、先生と縄文時代の人々がなぜオシャレをしていたのか？等と、リサーチを深めることができたのも、とても貴重な時間でした。」

「ファームでの学びは3日間と限られた時間でしたが、目的を果たすことができ、さらに冬休みには娘の要望で静岡の登呂遺跡で実際の竪穴住居を体験したりと主体的に学ぶことを楽しみきりました。「好きなことを突き詰めていい」という環境から「学ぶ時には手を使い、本を使い、探求しながら知識を深める」「学んだことをまとめてアウトプットする」そんな学び方を身につけたんだと感じました。「学ぶことは楽しい」ということを感じてほしくてモンテッソーリ教育を選んできたので、娘がそれを体現していることに感動しました！本当に貴重な機会と環境を、ありがとうございます。」