見出し画像

銀行ゲーム

皆さんこんにちは、幼児と小学生のモンテッソーリ教育が受けられる教室、モンテッソーリ・ファームです。

noteでは、モンテッソーリ教育についてや、モンテッソーリ・ファームのクラス内の実際の子どもたちの様子をお届けしています。

モンテッソーリ・ファームでは整えられた、3-12歳のモンテッソーリ教育の環境の中で、幼児クラス、小学生クラスで様々な活動をする子どもたちの姿が見られます。

https://www.instagram.com/montessori_farm_tokyo/



エレメンタリーの銀行ゲームとは???


幼児の数教育も様々な活動活動が用意されています。その中で「銀行ごっこ」「両替ゲーム」のような活動があるのをご存じでしょうか?

モンテッソーリは子どもの活動の中に「銀行」のシチュエーションをつくることで、子どもが数をより楽しめると考えたのかもしれません。小学生になってもBANKGAME(銀行ゲーム)というものが、新たな教具と共に出てきます。

3-6歳では、金のビーズやカードを使って、数を数え、両替や一致の活動

でした。

小学生になると、専用の数カードのみを利用した、かけ算の活動をします。

ある日のエレメンタリークラスの様子です。子どもたちはまず、1から900万までの数カードを大きな絨毯に並べていきます。

カードを並べていきます

次に、係を決めます。「銀行屋さん」「受付としてチェックする人」「お客様」の役割に分かれて、行います。

てづくりカード

そして幼児のように金ビーズ(具体物)を使わず、抽象化されたカードだけで足し算や掛け算を頭の中で計算していきます!

(例)「(お客様:)4563を3回ください」「(受付:)少々お待ちください。」計算をして伝え「(銀行:)カードをとって渡す」など。

劇遊び要素も!


この日も、役割を変えて何度もくりかえしました。知らないうちに、頭の中で暗算をしています。



モンテッソーリ教育の数教育の素晴らしい部分の一つは、同じ目的に到達するために、いくつもの「手段」が選べることです。

ある子どもは、同じかけ算をするのに、幼児期のなじみのある切手遊びやビーズを好むでしょう。またある子は、小さなそろばんを、ある子は小学生になってから知った大きいそろばん、チェッカーボードや、こういうカードを使った掛け算を好むなど、たくさんの選択肢があります。

どの選択肢が子どもにとって一番わかりやすいかはわかりません。

でも、選べることによって、自分の理解をたすけることが見つかる可能性は高くなります。

これからも子どもたちが数の世界に親しみ、楽しんでくれることを目指していきます。

・・・
(執筆者:あべようこ

SNS

モンテッソーリファームのHP
https://montessori-farm.com/

モンテッソーリファームのツイッター
https://twitter.com/yokomontessori

モンテッソーリファームのインスタグラム
https://www.instagram.com/montessori_farm_tokyo/?hl=ja

モンテッソーリ・ファーム

現在、火曜日~木曜日、土曜日午後の生徒さんを募集しています。
対象は4歳から12歳です。
少しずつ体験や入室を受け入れていますので興味のある方はHPよりお問い合わせください。