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365日のシンプルアナンライフ

2020年の年の瀬にこんな映画を観ました。

「365日のシンプルライフ」

あらすじを簡単に説明します。20代の若い青年がモノにあふれた生活にうんざりして、部屋にあるモノをすべて倉庫に移します。その倉庫の中から1日に1つだけ持ち帰ることができ、それを1年間続けます。新しいモノは買わない。というルールのドキュメンタリー映画です。人生において本当に大切なモノは何なのか考えさせられます。北欧の極寒の時期に始めるという過酷スタートも面白い。

これがめっちゃ良かったんですよ。すぐ影響受けちゃう。

観終わってから、部屋を見渡して、すごい量のモノに囲まれて生活をしていることに気づかされました。その中でも特に多いのが服!2020年は、服を買いまくってました。

決まって買うのは、いつもZOZOTOWN。住民票があるんじゃないかレベル。

まず第一にZOZOTOWNからのお引っ越しを決意。すぐにアプリを消去して、服の整理に取り掛かりました。

改めて見てみると着ていない服がたくさん。そこまで古くもなっていないのにどんどん新しい服を買い足しており、自分でもびっくり。これは、服が好きとかおしゃれがしたいとかではなく、「服を買うこと」が好きなだけ。買って満足しているだけ状態。お金を服に変えているだけ。心の充足も豊かな生活も得られていない。これでは、お金にも服に失礼。着ないと判断した服たちは、衣類リサイクルサービスへ持ち込み、新たな衣類へ生まれ変わってもらいました。

本当に服が好きな人は、買った服を大切にする人のことだなと当たり前のことに気づかされました。

そして、2021年の目標を、「新しい服、靴、帽子を1年間買わない」に決めました。

今年の1月から始めて、半年経過。

現在、1着、一足も購入しておりません。えらい!

今持っている服を様々に着まわすことで、おしゃれが楽しくなっています。持っている服も大切にするようになりました。

ある時、アナンがどうしても欲しいモノが出てきました。エプロンです!クロワッサンのお店で見つけたコウケンテツさんが着けてそうなやつ!どうしてもほしい!料理の時に付けたい!

ここで一つの疑問が浮上。

エプロンは服か?それとも布か?うーん。むじい。

~以下、友人に相談した記録より~

アナン「エプロンって服かね?」

友人A「服です。裸でつけても前がしっかり隠れる。隠すことができる。だから断固服です。買ってはいけません(真顔)」

アナン「真顔で言うやん。そうか。きみにとって裸に付けて前が隠れることが服かどうかの判断基準なんやな。しかも、シンプルアナンライフのルールにも精通してるやん。さすがAくん。」

友人B「布でしょ!だって、裸にエプロンで外出はできない!裸にまとって外出できない衣類は服じゃない!だから、Nuno!(にっこり)」

アナン「にっこり言うやん。その理論でいくと、裸に上着だけでも外出できんから上着が衣類に入らんぞ。てか、あなたも裸エプロン基礎理論やね。」

結果、友人B理論採用!エプロン買いました!やったね!アナン!

そう。エプロンが服なのか。布なのか。そんなのどっちでもよかったんだ。ひとはなんでもすぐにGoogle検索に答えを求めてしまう。わたしが欲しかったのは、「どっちでもいい緩さ」である。正確な答えや正論なんて必要ない。自分で決めればいいんだ。世界はこんなにも自由なんだから。この二人の回答には、そんな現代社会への皮肉めいた問題提起もはらんでいる。

ってか、何の話だったっけ。


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