アイデア、発想力、思考力について

~売れるより売る仕掛けを考えろシリーズ第五弾~

もんては「よくそんなことを考えつきますねー」と言われたりします。
まあ、その時点から変人と思われているわけですがw
ただ ウケ狙いで 発想しようとしているわけじゃないんです。

「奇抜だ」とか、「そんな事考えたこともなかった」と 言われるのですが
「アイデア」で「面白い」「独創的」などが絶対に必要だということで
発想しようとしているわけでもありません。
また、「私は そんな面白いことを考える頭がなくてね~」とか
「独創性が足りなくて羨ましい」とか言われますが
それは、アイデアには面白さが常に重要だという考え方が
背景にあるではないでしょうか? 
もんては、そうしたニュアンスが底にあるように感じます。
もちろん、TVなどの企画アイデアや出版企画ならば、
面白さや独創性は重要かもしれません。
でも いわゆる商売として 自分のビジネスとして
アイデアを考えるのは、面白さや独創性ではなく役に立つかです。
結果として面白さや独創的になってしまうのです。
新製品を出した時に、顧客が「面白い(けど役に立たない)」と
思われるのと「役に立つ(けど面白くはない)」と思われるのでは、
どちらが 商売になりますか? 

<売れる商品作りや仕組みは、調査と分析がなによりも最初>

[リサーチの手順段取]

1.資料収集
2.資料理解
3.知識熟成 >白紙にして一旦おく>周りを眺める。
4.ニューロンの接合>閃き>なぜ?どうすれば?
5.アイデアの具体化>ブラッシングで磨く>ベストイマジナブル的展開>モーストベターへの落し込み

新商品や新サービスをつくるときにも、
当然の事ですが 必ずそこに買い手がいます。
これまた当たり前ですが、その買い手についてよく知ることが、
最も大切なことです。
当たり前の話ですが、十分な時間をかけないがために、
イマイチなアイデアになることをよく見ます。

では買い手や相手について知るにはどうすればよいのか? 
まずはリサーチです。
買い手すなわちターゲットを徹底的に調べる。
相手が企業や自営業ならば、ホームページやブログで
個人なら ミクシなどのコミュニティなどに参加してみる。

出来れば、一番簡単なのが、実際にヒアリングをすることです。
アンケートでもそういう方々の中に入って世間話でもする。
方法はいろいろですが 相手についての情報を集めることです。

とは言っても 調査をする時に、ただ漫然とだらだら情報を集めていては無駄が多すぎます。
目的と照らし合わせながら 
「困っていることの本質や根本的原因は何だろうか?」
「どこに悩んでいて、どうなりたいと思っているのか?」
頭の中に思い浮かべながらやることがとても大切です。
テーマや目的に対して重要なポイントを選別するつもりで情報を集めたほうがいいと思います。
そうする事で、不要な情報に時間を使うのではなく、効果的な情報収集ができます。
いくらたくさんの情報やデータベースが必要でベースになる情報がないと、アイデアも生まれません。

<調査してわからないところは想像力>

リサーチしても全部がわかるわけじゃありません。
顧客の気持ちなんて様々です。
じゃあ どうしましょう。。。。

相手の気持ちをわかる方法としては
例えば、飲食店の場合、客の動きを来店から退店まで
動いてみてそこで見える店内やメニューなどを顧客視点で確かめたり、
接客を受けているときの感覚を想像したりしてはいかがでしょうか。
「もし自分が、客の立場だったら、日々どんなことを感じているのだろうか?」そんなふうに考えてみることです。
相手の気持ちがリアルに感じることができれば、
そのなかから気付くことも多々あります。

リサーチで十分な情報が整えば、それらを目にし耳にするなかで、
アイデアが生み出されやすくなります。
しかしリサーチで十分な情報が得られないような環境であることも
多々ありますよね。
たとえば、会ったこともない人に企画を持っていかないといけないなど。
相手について調べようもないような状態ならば、
どうすればよいのでしょうか?
そういう場合は、足りない情報は、想像に頼るしかありません。

手相を見る人や占い師は本当に霊感がある人ばかりでしょうか?!
細木数子ってどうなんでしょうねw
新宿で立っている手相や占い師はそんなにすごい人達なのでしょうか?
未来がわかるなら まずは自分の未来を見て
何も街角で占いで稼ぐ必要もあるまいに。。 
なんて感じる事がありますw
もんては、そういう人たちの能力を完全に否定するものではありませんが
そこで発揮されている能力は、霊能力があったとしても
観察力や論理的能力のほうが使われていると思います。
その総合的な能力の結実が想像力です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?