見出し画像

「若い力とともに考え進める、持続可能な社会への第一歩」|モンテディオ山形SDGsコーナー体験記

春が近づき始め、スタジアム外の残雪もわずかとなった4月3日(日)、ファジアーノ岡山戦が行われました。SDGsコーナーもサポーターのみなさまに定着しています。

設置スペースに所狭しと並べられるSDGs資料

約1年前、SDGsコーナーをスタートしたばかりの頃は、ブースに設置される資料は数少なく、企業や団体も限定的でした。昨今、テレビやインターネットなどのメディアで、「SDGs」を耳にする機会が増えていくのと同じように、ブースの資料も充実してきました。
昨シーズンにはワークショップも行ったスマホで買える太陽光発電所「CHANGE」を展開する株式会社チェンジ・ザ・ワールド様や、「社内報」や「社内セミナー」といった社内などでの広報活動「インターナルコミュニケーション」をサポートするソフィア様など、SDGsパートナーの企業様の資料をはじめ、山形市が進めている健康ポイント事業や、ホーム開幕戦でブースも設置したフードバンク「やまがた福わたし」のチラシなど、多種多様に揃っています。
持続可能な社会を作り上げるには、多種多様な観点で取り組みを進めていかなければならないことを改めて感じさせられます。

SDGsブースで発信される情報で、一人ひとりが考えるきっかけに

昨シーズンに引き続き、SDGsブースやユニバーサルスポーツ体験コーナーに訪れた方には、SDGsカードにスタンプを押印しています。20個集めるとプレゼントと交換させていただいているのですが、毎ホームゲームでSDGsコーナーに訪れていただいている方も多く、スタンプカードがたまり2周目に入っている人も増えてきました。
はじめはプレゼント目当てでスタンプを集め始めたという方も多いようですが、「何か新しい情報ないの?」とコーナーの担当スタッフに質問している様子も見られます。日常生活でSDGsについて考えることは少ないかもしれませんが、モンテディオ山形ホームゲームのときに、短時間でも情報に触れていただき、考えるきっかけになれば嬉しく思います。

学生ボランティとともに運営。世代を超えて社会の問題を考える

今回のユニバーサルスポーツコーナーでは「グラウンドゴルフ」を行いました。今回は、スポーツ協会や団体などの協力をいただかずに、必要な用具を設置して行いました。その場合は、ボランティアスタッフがコーナーを運営します。一般のボランティアとともに担当するのは、専門学校生や大学生などの学生ボランティアです。この日は、山形駅西口にある大原学園の学生4名に手伝っていただきました。学生のみなさんは、一般のボランティアの方から、グラウンドゴルフに関するルールや、注意点を教わった後、運営業務にあたりました。。体験者にルールを教えたり、ときには一緒に楽しんだりしながら、グラウンドゴルフの楽しさを広めていました。校内でボランティアを募集しているのを知り、クラスメートとともに参加したという学生スタッフの一人は「普段はあまり関わりのない世代の方とも、ユニバーサルスポーツを通して交流できて楽しかったです」と振り返ります。
ユニバーサルスポーツコーナーでは、来場者にも実際に体験し「楽しい!」を感じていただきながら、世代間はもちろん、ときには障がいのある方との交流を通して、気付きに繋がればと思います。

2022モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.3
2022/4/3(Sun)
第8節
vs ファジアーノ岡山

ライター
松田 陽

●SDGsパートナー

株式会社チェンジ・ザ・ワールド
THINET
イーレックス株式会社
株式会社ミズサワセミコンダクタ
山形朝日株式会社
株式会社京都スペーサー
株式会社ソフィア
株式会社スマートチェックアウト
株式会社ライフエッグ
株式会社メイコー
日本電子株式会社
渋谷建設株式会社
カイクラ
株式会社日本エコライフ
株式会社庄内クリエート工業

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!