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「より楽しくSDGsを考え、さらに“自分ゴト”にするきっかけに」

スタジアム外にはまだ雪が残り、肌寒さも感じる山形で3月20日(日)、ホーム開幕戦が行われました。モンテディオ山形では、昨シーズンに引き続き、ホームゲーム全試合で「SDGsコーナー」を実施します。

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今シーズンもはじまります! モンテディオ山形のSDGsコーナー

SDGsに取り組む企業や団体を支援する「SDGsブース」と、県内外の団体から協力をいただきながら実施する「ユニバーサルスポーツ体験コーナー」から構成される、モンテディオ山形の「SDGsコーナー」。昨シーズン、SDGsコーナーには延べ14,086名の方に訪れていただきました。1年間取り組んだことにより、少しずつサポーターのみなさまにも浸透し、参加者も徐々に増え、また幅広い年代の方が集まるスペースになりました。

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今シーズン第1回目は、SDGsコーナーでフードドライブを実施しました。「フードドライブ」とは、地域のみなさまから食品を集めて困窮する家庭への食糧支援に役立てる取り組みで、SDGsコーナーでの実施は昨シーズンに続き3回目となります。今回は、ベガルタ仙台のサポーターも含め50人以上の方がブースに立ち寄られ、合計で約200点の食品が集まりました。内容は、おかしやカップ麺、かんづめなどさまざまで、水や米など、重い食品を持ってきてくださった方もいらっしゃいました。今回、寄せられた食品は一般社団法人「やまがた福わたし」を通して、山形県内の自治体や社会福祉協議会と連携し、困窮世帯の支援活動に活用します。

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「やまがた福わたし」では、県内の社会福祉協議会に受付窓口を設置しているほか、イオンやマックスバリュにはフードドライブボックスを実施しています。ぜひ、家庭で余らせている食品などがあれば持ち寄り、少しでも役立てていただければと思います。

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また、ユニバーサルスポーツ体験コーナーは、フランス発祥でビリヤードとサッカーが融合したニュースポーツ「ビリッカー」でした。特設コーナー内で手球となるボールを蹴り、色違いのボールに当て、角などのポケットに入れて競うスポーツです。2020年7月には、寒河江市に東北初の専用コートが開設し、山形でもじわじわと人気が広がっています。
通常のサッカーでは、「遠くに蹴ることができる」とか、「強く速く蹴ることができる」など、身体能力差が有利に働くことが多いかと思います。しかし、ビリッカーは、ボールを別のボールに当ててポケットに入れなければならず、また違うテクニックが求められるスポーツです。親子や2人組、女性グループなど、さまざまな方に体験いただきましたが、ルールは簡単ながら苦戦している姿が見られました。

昨年の活動を、さらに発展していくために

モンテディオ山形がSDGsコーナーを通して目指していることはさまざまありますが、その一つは、スタジアムに来場いただく方に、SDGsを“自分ゴト”にしていただく、きっかけをつくることにあります。昨年の活動を発展させながら、ワークショップなどを増やしていくことで、サポーターのみなさんが主体的に関わる機会を創出していければと考えています。また、一緒に実施してくれる、企業、NPO団体、個人の方など、広く募集しております。

SDGsコーナーでは、2022年も楽しみながら学び考えられる企画を準備しておりますので、ぜひ、気軽にお立ち寄りください。


モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.21
2022/3/20(Sun)
第5節
vs ベガルタ仙台

ライター
松田 陽

●SDGsパートナー

株式会社チェンジ・ザ・ワールド
THINET
イーレックス株式会社
株式会社ミズサワセミコンダクタ
山形朝日株式会社
株式会社京都スペーサー
株式会社ソフィア
株式会社スマートチェックアウト
株式会社ライフエッグ
株式会社メイコー
日本電子株式会社
渋谷建設株式会社
カイクラ
株式会社日本エコライフ

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