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3歳1ヶ月〜成長記録〜

幼稚園に行き始めて、約1ヶ月。

最初の3週間は、家での赤ちゃん返りがひどくてとても心配しました。

「お母さん抱っこ」と甘えることが増え、着替えや食事など何をするにも手助けが必要でした。

幼稚園のあとは、疲れているからか心ここにあらずといった様子。
自分で遊ぼうとしても、何も手につかないようでした。

夜は神経が高ぶって寝つけず、夜泣きをするようになりました。

そして毎日、「早お迎えが良い」と泣きそうな顔で訴えるのです。

そんな娘の様子をみていると、胸が痛みました。

担任の先生に相談すると、幼稚園では一度も泣いていないとのこと。
ちょうどお遊戯会前でその練習をしなくてはならない時期だったこともあり、なるべく早退やお休みなく登園したほうが良いと助言されました。

それでも、やはり家での娘の様子を見ていると、私は心配で仕方がありませんでした。

しかし、幼稚園に通い始めて3週間がたった頃、娘が幼稚園に前向きになったのです!

おそらく、きっかけは幼稚園でお漏らしをしたことでした。

幼稚園でトイレに行くのが不安で、先生に声掛けをされても頑なに拒否していた娘。

おしっこが出ないようにお水を飲むことすら我慢し、幼稚園では一度もトイレにいかずに過ごしていたので、その点もとても心配していました。

しかしある日、とうとうお漏らしをしたのです。
そして、その跡を隠すように、おしっこの上に横になって寝たふりをしていたそうです。

その日は、いつにも増して心ここにあらず状態で帰ってきて、本当は心にありそうなことではないことを抑揚なく話し続けていました。

その夜、
「お漏らしをして悔しかったね。おしっこはしなくても良いから、お昼ご飯の前に先生とトイレに行く練習をしてごらん。のりちゃんはクラスの1番のおチビさんでしょ?だから、先生やお姉さんにいっぱい甘えて良いんだよ。」
と娘にお話ししました。

そして、お食事前に排泄のお手伝いをしてもらえるように先生に連絡帳でお願いしました。

すると、翌日嬉しそうに帰ってきた娘。

話を聞くと、先生とトイレでおしっこができたようです!


その日以降、娘は少しずつ担任の先生に心を開けるようになったようでした。

自分の弱いところを見せられたこと、先生に頼ることができたことが良かったのだと思います。

それ以来、「のりちゃんはクラスの1番のおチビさんなの」と誇らしげに自慢してきます。

最近は、お姉さんや先生にたくさん可愛がってもらってお世話をしてもらっているようです。


そんな娘の様子について記しておきます。

・七五三のお祝いをしました。
有り難いことに、両家の祖父母が来島してくれ、たくさんの愛情に包まれて七五三のお祝いを行うことができました。
義父母に買ってもらった綺麗なお着物に身を包み、ハムちゃんヘアーにご満悦な娘。

義父がスーツのスラックスを忘れるというハプニングから、急遽男性陣まで全員着物でお詣りをしたことも、とても良い思い出になりました。

・日帰りで徳之島へ
徳之島に、Dr.コトー診療所の脚本家さんの講演会を聞きに行きたい!という夫。
船に乗りたい!という娘。

家族でフェリーに乗って、日帰り徳之島旅に行くことになりました。

講演会の間、私と娘は外で開催されていたイベントで楽しみました。
驚いたのは、若い人や子供が多いこと。
そして、皆が子供に優しいことです。

助け合って子育てをしている雰囲気が伝わってきました。

娘がヨーヨー釣りをしたのですが、お店のお手伝いをしていた中学生のお姉さんたちが、

「何色がいい?」
と聞きながら、もはやフックをヨーヨーに引っ掛けてくれていました(笑)

大人だけでなく、子供たちが自分より小さな子の面倒をよく見ている素敵な島でした。


・お店屋さんごっこが大好き
お誕生日プレゼントでアンパンマンレジを手に入れてから、さらにお店屋さんごっこにはまっています。
本物のスーパーでも、牛乳をとってきてくれたり、トイレットペーパーを持ってくれたりとお手伝いしてくれます。


・島太鼓(チヂン)を演奏しました!
義両親が来島した際、三線と島唄を聞きながらお食事ができるお店に行きました。
すると、島唄の途中でチヂンが登場。
お客さんが島唄に合わせてチヂンを叩く時間がありました。

私達にも順番がまわってきたのですが、そこで我こそはと手を上げたのが娘。

はじめは夫がやろうとしていたのですが、「お父さん貸して」と言って、バチを取り上げて演奏し始めました。

そして、意外とうまい(笑)。

誰よりも島唄ライブを楽しんでいました。

・相変わらずの実験好き
シェービングフォームを使って雨の実験をしたり、お父さんと肺の模型を作ったり、びっくり箱を作ったり…。
いつも一生懸命です。


・変すぎ!
公園で芝ソリをしていたときのこと。
ダンボールをお尻の下に敷いて、多くの子供たちが芝ソリを楽しんでいました。
娘も同じように遊んでいたのですが、何故か途中からダンボールを頭の上に載せて滑り始める娘。

降りてくるなり、「変すぎだね。のりちゃんが1番変だったね。」
と満面の笑みで駆け寄ってきました(笑)

オンリーワンのその感性をこれからも大切にしてほしいです。



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