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人は何に幸せを感じるか?

前回の記事はこちら。

今回の「ワイングラスのむこう側」は、仕事と幸福感について。人は何を幸福に感じるのでしょうか?

サラリーマンよりも自営業が幸せ?

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

橘玲さんの『幸福の「資本」論』という本がすごく面白かったんですね。今回はその話を書いていきたいと思います。

まず、サラリーマンより、自営業の方が「幸福度」が高いそうです。これ、自営業の方が、「やりがい」があったり「自分が好きなことができる」だけではなく、「時間(いつどれだけ働くか)」と「人間関係(誰と働くか)」を選べるから、なのだそうです。

人間は「親しい人との死別」より、ずっと続く小さな苦しみ、例えば「毎日の満員電車の長時間通勤」の方が、より不幸に感じるそうなんです。あるいはわかりやすいところだと、「嫌な上司と毎日顔をあわせる」というのも、より不幸なのだそうです。

サラリーマンの場合、常に関わる取引先や上司はなかなか変えられないし、勤務時間を縛られるものですよね。それって、実はすごく人を不幸にするそうです。

僕も満員電車に乗らないし、朝必ず何時までに出社というのもないし、同僚もいないし、お客様も良い方たちばかりだし、暇だとお店閉めて帰ったりするし、原稿仕事の仕事相手も良い方ばかりなので、そうかあ幸せなんだなあと思いました。

やっぱり仕事相手と時間に縛られるのが大きいようですね。でも、要するにサラリーマンでも、好きな仕事相手と、好きな時間で働けば幸せでいられるということなんじゃないでしょうか。

好きとできるの因果関係

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