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コーヒーが繋ぐ縁

トレッキングが終わり、ポカラの町へ戻ってきてからしばらく微熱が続いた。

ふくらはぎは筋肉痛というより軽い肉離れを起こしてるんじゃないかというような炎症があり、数日間は触れるだけで痛かった。

右膝をかばって歩いていた疲れや負担が 想像以上に身体にきてたみたいだ。

しっかり休み、ザックもレインコートも靴も汚れを落とし、全ての服を洗濯した。
じっとしているのはあまり得意ではないので、体調が思わしくないまま、動きながら身体の様子を見ることにした。


かつてポカラで暮らしていて、今は長野でチャイ屋さんをしている友人のみみさんからおすすめしてもらっていた 日本人の女性がオーナーさんのカフェに行ってきた。

オーナーのあかねさんは、かつて世界を旅している途中、ポカラに来た時に暮らすイメージが湧いたそうで、そこから何度か通い 流れるようにイメージしていたカフェができたとのこと

アユールベディコカフェ
風が抜けて 優しい時間の流れるカフェ

とても心地よく いただいたもの全て美味しかったです。 身体に優しく丁寧につくられている料理は、疲れていた身体に染み渡りました。

ココナッツウォーターベースのカカオのスムージー
生き返る程美味しかった!
あかねさんのダルバートは、ネパールの定食なんだけど日本を感じる ほっとする味わい
ローケーキも、
カカオにココナッツが程よく香って美味しかった〜
こちらコーヒーにギーという、
水牛の生乳から作られたバターオイルが入ったギーコーヒー
程よいコクがあり、クセになりそうな味

そして、みみさんから紹介していただいたカトマンズで珈琲屋をしているかずさんから、ポカラに行くならと紹介していただいていた、ラトナコーヒーさん。

ラトナコーヒーさんは、オーナーさんが日本人で、ネパール産のコーヒーを信頼できる農家さんから仕入れて焙煎して出されている。

今回連絡を取らせていただいたタイミングで、オーナーの矢作さんは日本に一時帰国されているとのこと。

なのにも関わらず、取引している農家さんの想いを伝えてくださったり、現地のスタッフさんに農園に案内してもらえるよう、手配してくださったり まだ会ったこともない私に丁寧にメールを送ってくれた。
 
ラトナコーヒーさんにコーヒーを飲みに行った。

看板も日本語で
スタッフさんが丁寧に淹れてくれた
焙煎室からはいい香り。手回しで焙煎されてました。

素朴で優しく 奥深い味わい
美味しかった。関わってる全ての人の誠実さや温かさが伝わるようなコーヒーだった。

矢作さんからまたメールをもらい、予定していた農園の方が確認したらしばらく不在らしく、急遽別のコーヒー園と宿を営んでいるというご友人を紹介してくださった。

ご友人の名前は、アルジュンさん。

ポカラからバスで約1時間
ベグナス湖という湖畔にそこはあるらしい

ネパールのコーヒー園は、そこを目指すことになった。

ご縁がご縁を繋いでくれる。
全てのご縁に感謝です。

ポカラの町の宿から歩いて5分 ペワ湖という湖がある
ポカラの町並み
路上で商売する人は力持ち
湖畔には大きな木やベンチ 寛いでいる人が多い
夕暮れ時 いい時間

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