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久しぶりのニューデリー

ここ3日間、朝方までなかなか寝付けない。
ネパール最後の夜から、インドに来て2日目の今夜(もうすぐ夜が明けそう)

インドに気が張ってたのかと思いきや
なんだか面白い夢を見たり、アイデアが湧いたり、出会った人の話に刺激をもらい 思いを巡らせてみたり。

体はどことなくだるいのに 見えない何かに気持ちが高揚している。


インドに着いた日。

ニューデリーにある インディラ・ガンディー国際空港に到着した。

ランダムに行われるPCR検査の数人に選ばれてしまい、いきなりPCR検査を受けることに。

同じく呼ばれたスパイラルパーマの黒髪の女の子。
どこの国籍の子か検討がつかず、聞いてみたらコスタリカだった。

いつか行ってみたい、憧れのコーヒーの生産地。コスタリカのコーヒーもまた、ほんとに美味しい。

彼女と少し話をし、呼ばれて検査を受ける。

大人になっても病院嫌いな私は、痛いのは苦手だから痛くなくお願いしますと伝えると、係のインド人に笑われたが確かにとても丁寧だった(笑)

検査も終わり、荷物を受け取った。

デリーには10年前にも一度来ているけれど、どんな空港だったかはあまり覚えていない。

懐かしい
こんな感じだったかなぁ

記憶は断片的に、景色や感じた感情とか 色々な場面は覚えているけれど、今回は1人で、その頃とは沢山のことが変わって また新鮮な気持ちだ。

デリーは詐欺に気をつけて、と散々聞いてきたので気を張っていたけれど、なんとも便利な今の時代
2ヶ月近く前にインドに来た時のSIMがまだ残っていたので携帯もすぐ繋がり、Uberの配車アプリでタクシーを呼び、予約していた宿に向かった。

予約していた宿は、サンタナデリー。
インドでは有名な日本人宿だ

ここに行けばラダックに向かう情報集めができるかなとイメージして行くことにした。

サンタナデリーがある周辺はとても賑わっていて、宿までは車で行けないと
こんな夜に、賑やかな街のど真ん中で降りることになった。

タクシーが停まると、窓からはノックしてお金を頂戴という人たち

クラクション音が鳴り響き 人もごった返して牛もいる スパイスやお香や牛の匂い
いろんな強い匂いがツンとくる。

あ〜 インドだ。

と、また来てしまったと思いつつ どこか安心している自分に気付く

そう思えたことに、今回再び来て良かったと思った。

三輪車が次々とクラクションを鳴らして通り過ぎていく
乗らないかと声をかけられたり

短い距離なのに、人や三輪車が目の前や後ろから来ては避けたり話しかけられたりしながら、路地裏を抜け、サンタナデリーの看板を見つけた

あった〜!

中に入ったら、片言の日本語を少しだけ話せるインドの方が受付にいた。

日本人宿と書いてあってオーナーさんが日本人だったり、お客さんに日本人がいたことは滅多になく(タイのバンコクのゲストハウスはオーナーさんが日本人女性の心地のいい宿でした)

今回はどうかなぁと思っていたら、みっつーさんという日本人の男性が上から降りてきた。
柔らかい感じの優しそうな男性
何かあれば聞けるという安心感。よかった。

昨日は遅かったので、部屋でゆっくりするとにした。


今朝、共用スペースに朝ごはんを食べに行くと、何人か日本人の方がいた。

現地の方や色々な国の方との交流は楽しいし語学の上達にもなるけれど、やっぱり日本語で話せるって嬉しい。
 
メニューに自家焙煎珈琲があったので、聞いてみたらスタッフのみっつーさんがコーヒーが好きで、毎朝手編みで焙煎してるとのこと。

焙煎したてのコーヒーをインドで飲めるなんて。
インド産の深煎りのコーヒーはとても美味しかった。

焙煎の様子を見せてもらった
いい香り!

みっつーさんはオンラインで塾講師をしているらしい。

半年ほどインドにいてこの後スリランカに行くというスタッフの女性。
インドを一周している学生の男の子。

この後インドの北部に行くという男性。
インドの北部から帰ってきたばかりという男性。その方はこの後ポルトガルに行くらしい。

南アフリカに留学していてヨーロッパからインドに来たという大学生の子。
有給を使って弾丸で来てるという方。

飛び交う会話が面白い人たちが集まっていた。

お腹も空いた頃、お勧めしてもらった卵ロールの店に行った。

ノンスパイシーと頼むとあまり辛くなく、美味しかった。

こちらのお店
店員さんたち
うん、これまた食べたいな。
移動の道中
牛を見ると、インドだなと思う
牛さんたちは至る所に

その後、Indian Coffee House という老舗のコーヒー屋さんに行ってみた。

入り口が味がある

今の時期むわっと暑いデリーではアイスが飲みたくなり、メニューにアイスコーヒーはなかったので、クリームアイスコーヒーというのを頼んでみる。

店員さん
快く撮らせてくれた

でてきたコーヒーは甘いクリーム入りのコーヒーかと思いきや、なんとヨーグルトが入っていた!

こういうスタイルもあるのかと思った

こういうローカルなコーヒーもあるんだななんて思いつつ 正直美味しくはなかったけれど、飲み干した。

そんな話を宿に戻ってしたところ、それクリームが酸味がでたんじゃない? と。

た、たしかに… (笑)

そうとしか思えなくなってきたけど 幸い割とお腹に強い私は何事もなく。 よかった。

日が暮れた。都会だなー。

夜は宿でカレーを頼めたので頼んだ。
スタッフのインド人が作ってくれたカレー

美味しかった!

辛いのかな、と思いきや さほど辛くなく美味しいカレーでした。

夜も遅くなった頃、アフリカに留学してた子とインドを一周してる子と、話が盛り上がり 人生や旅の話 色々聞かせてもらい、私も話した。

人を知るというのは新しい世界や自分を知ることだなとつくづく思う。

1人の彼が、3人で話せてデリーに来て良かったと言ってくれた。 

うん、私もそう思ったよ。 何か一つ 心に残ることがあればここに来て良かったって、思うよね。

これから目指すラダックは、どうやら雪でまだ道が開通していないらしく 情報を集めながら北上することになりそうです。

魚が道端に売られてた
ゴミ収集所にはもちろん牛たちもいた
中央分離帯で寝ている人たち
インドの光景




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