商売とは?を考えてみた。
私は経営者になるときに、経営とは何だろう?と考え続けていました。こんな時に頼りになるのが書籍で、私のマイルールとして同じテーマでも異なる3名の著者の本を読むようにしています。
すると話の展開の仕方や考えは違えど、共通項があります。私は単純なのでこの共通項が本質に近いんだろうなと捉え始めるタイプです。
経営の勉強をしている時によく”マーケティング”や”商売”の単語に出会いました。経営、マーケティングについては以前に綴りましたので、本日は商売について考えてみたいと思います。
私はなぜか分かりませんが”商売”という言葉の響きが好きです。
商い
商売という単語を見ると”売”の方は比較的すぐにイメージができますが、”商”の方は深く考えたことがありませんでした。
”商い(あきない)”と読むんですね。
辞書で意味を調べると、「売り買いすること」「売り上げ」などの意味があるようです。
”商い”に既に”売る”という意味が含まれていますが、どちらかというと”売買”の意味合いがありそうですね。
売買
商売は物々交換が起源だったみたいです。物々交換についても少し調べてみると、物々交換の原則は等価交換が原則です。要は提供する物と入手する物が同じ価値をもつということです。
詳細は割愛しますが、物々交換から貨幣経済に変わっていきます。ここではある人が物を売って、ある人がお金を出して買うという、つまり売買の行為が出現します。
商売という言葉がいつから使われ始めたのかは諸説あります。商いだけでも意味が通じるところに”売”という文字が入っている背景には、この等価交換の意味合いをより鮮明にするためなのかもと感じております。
行為
上段で綴ったように商売、マーケティング、経営など意味合いが何となく汲み取れる言葉が多く、時に混乱することがあります。
私の中では下記のようにすみ分けを行っています。
商売は物やサービスを売る・提供することで対価を得る行為。
マーケティングは商売を持続可能にするための戦略立案。
経営は商売を手段とし、理念を実現するために組織の資源を効率かつ効果的に活用・管理すること。
以前に経営とマーケティングについても考えてみましたので、宜しければご覧ください。
私の考え
以上をまとめると、私が商売という行為をしているのは、経営の一環、つまり理念の実現のためです。
理念の実現のためにはお金が必要になります。
お金が必要なことは異論のない事実として受け入れていただけると思いますが、お金があればあるほど良いということではありません。
そのため私の経営の定義の中には、”計画された利益を・・・”という文言を入れています。なぜ計画が必要かといいますと、一言でいうとギャンブルではないからです。
その利益を産み出す方法として、顧客に価値を提供することを手段として考えており、この行為を私の中では商売として位置付けています。
私は「儲かる」や「稼ぐ」という言葉を好んで使いません。勿論悪い言葉とも思っていません。上記の考えが念頭にあるので、私は対価を得るという言葉を使うようにしています。
必要とされる方に必要な価値を提供することで対価を得る。
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