成果とは?を考えてみた。
成果はよく使われ、耳にする言葉だと思う。
今期は成果が出なかった。
成果に基づく行動をしろ。
似たような言葉に結果という言葉がある。
結果と成果は何が違うのだろうか?
このような言葉が飛び交うのは、
マネジャーになりだしてからが多いかな?
私はマネジメントを、
”外部・内部環境に依存せず、組織・チームが定義した成果を最小限のリソースで、組織・チーム単位で達成すること”
と定義し、
マネジャーを”マネジメントに責任をもつもの”と定義している。ちなみに”責任”については前回綴ったので良ければご覧ください。
そう、成果に責任をもつのです。成果とはなんだろうか?組織運営の現場を想定して、定義していこうと思う。
まずは結果について考えてみたい。
辞書によると”ある原因や行為から生じた、結末や状態。またそのような状態が生じること”と記載されている。要は何らかの事象や行動をしたある時点における指標、および状態のことだろう。指標とは売上、販管費、顧客数などが該当する。状態とは、ある時点における物や人の主観的なありさまと捉えている。
一方成果とは何だろうか?
辞書によると、”あることをして得られた良い結果”や”出来上がった良い結果”などと記載されている。
どうやら、成果とは”良い”ものみたいだ。
上段と組み合わせると、ある原因や行為から生じた、ある時点における良い指標、および良い状態のことを成果というのか?
うーん、私には何かしっくりこない。
例えばAさんはとてもSNS運営に長けているとしよう。
Aさんは組織やチームに貢献しようと地道にSNSの運営を続け、フォロワーが1万人に到達した。
一般的にみればフォロワーが1万人という数値は悪い指標とは言い難く、良い指標の場合が多いので、ここではよい結果であると仮定する。
Aさんは成果を出したと意気揚々と上司に報告する。
すると、
上司「うんすごいとは思うけど、別にうちはSNSのフォロワーは求めていないよ」
こんな事態も想定される。
(ドンマイAさん( ;∀;) )
そう、一方的に決めた結果では、成果とは呼べなさそうだ。
これらのことを想定し、私は成果を
”組織・チームで共有された数値目標と理念”と定義している。
共有されなければならない。
組織側とともに計画立案し目標を立てるのが理想であるが、トップダウンであろうとも共有が必要である。そして私は数値指標だけではなく、理念の実現も成果の定義として組み入れている。
理念については、次回のテーマにしたいと思う。
私は来年度○○のような状態にしていこうや、
××を△△のようにしていこう、
という形でチームに理念を落とし込むように心掛けている。
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