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何歳になっても、エンジニアとしての市場価値を高め続ける。

こんにちは!ものレボ採用広報です。
社員インタビュー三人目は、開発チームの古澤さんです。

ふわふわとした柔らかい雰囲気と裏腹に、高き野望をもつエンジニア。今までどんな道を歩み、そしてこれから何を目指すのか。野望ともいえるキャリアについて、インタビューしてきました。

ーまずは簡単に自己紹介をお願いします。

新卒では、大手のソフト会社に入社しました。一番最初は携帯電話の開発プロジェクトにアサインされて、いわゆるガラケーの基盤開発をしていました。その他、家庭用ネットワークのセットアップツール(CD‐ROM)などの開発にも携わっていたのですが、5年経ったタイミングで小さな、いわゆるベンチャー企業と呼ばれるような規模の会社に転職しました。そこから2社ほど経験し、ものレボに入社しました。

ー大手から小さな企業に行かれたんですね。

そうなんです。その会社は、太陽光発電における発電量を可視化するソフトを作っていました。入社当時は全社員20名にも満たない規模感で、その中で私は受託開発を一人でやっていました。お客さんのところに行って打ち合わせをするところから、要件定義して、設計して、開発して、テストしてっていうのを全部一人でやっていましたね。

ーえ!一人で、ですか?

うん、一人です(笑)デザインをする方は別でいたので、デザイナーさんと二人三脚でやってるような感じですね。最初は一人で全工程を担っていましたが、途中から仲間を増やしていきました。なんだかんだ5年ほど在籍し、ある程度、自分がつくった部署が軌道に乗ってきたので、もうそろそろ次の世代に譲ろうかなと思うようになりました。それに、自分自身も次の環境で挑戦をしたくなったので退職しました。
 
そのあと、200人ほどの中規模組織にPMとして入社をしたのですが、雇われるだけのエンジニアも飽きてきたなとだんだんと思うようになり、何もない状況から、試行錯誤をくり返して組織を創り上げていけるスタートアップでのキャリアを考え始めて、ものレボに入社することを決めました。

ーものレボと出会う前に、いろいろな規模の会社さんにいらっしゃったのですね。


ーそもそもなぜエンジニアというキャリアを選んだのですか。

実は、新卒時代はもともと営業職で内定をもらっていたんですよね。でも、配属面談でシステム開発のほうが向いてそうだけどどう?とお誘い頂き、向いているのがエンジニアならやってみるかと思ったのが始まりですね。
実際にエンジニアとして、業務に携わったり勉強をしたりする中で、気づけば作業に没頭していて、人事の方が見出してくれたようにエンジニアの仕事は向いているんだと思うようになりました。

ーエンジニアを目指す候補者の子とよく話すんですが、技術習得は難しいと聞きました。古澤さんはどのようにして技術を習得していったんですか?

そうですね…。最初、僕もみんなが何を話しているのか分からないところからのスタートでした。朝会は専門用語が飛び交いすぎて全くついていけなかったですし。分からない単語をひたすらノートにメモして、後で調べるみたいなことをずっとやっていました。あとは、ひたすらプログラミングの本を読んで実践をしてみて…とインプットとアウトプットを繰り返していました。
本は、いきなり難しいものから読み進めずに、1~2時間くらいで読める簡単なものを読むようにしていました。まずは大枠をつかむための概念を本で理解して、詳細は実際に手を動かしつつ調べつつって感じです。
まあ、当時(約15年前)は、今ほど本も多くなくて勉強手法も限られていたので、本を読む→実践で手を動かす→本を読む→実践で手を動かす、くらいしかできることがなかったんですけどね(笑)

ーしんどさみたいなのは感じなかったんですか?

そういうのはなかったですね。新しいことへの挑戦は基本的に楽しかったし、できないことを頭捻って考えることは一番楽しくて。できることをできる範囲でやっても、何も楽しいことはないじゃないですか。だって、それはただの作業なので。
 
あ、でも勿論、技術習得以外でしんどいことはありますよ。しんどいというよりも大きな失敗談といった方が正しいのかもしれないけど。

ーどんな失敗談ですか?

それが、ものレボでの話になっちゃうんだけど…
入社当時の話で、それまでSaaSというものを触ったこともなくて、いろいろと調べながらものレボの構築を行っていたんです。だから役割分担を明確にできていなくて、その時に業務委託でジョインしてもらっていたパートナーさんとの連携がうまくいかなかった。(自分が)コントロールしきれず、任せすぎてしまったんです。
そこは、勿論、悔しい部分ではあったけど、でも一方で学ぶ部分も多かったかなと思っています。

ー古澤さんって普段見ていてもメンタル強いというか。失敗したら一瞬落ち込みはするんですけど、すぐに切り替えて次に進んでいきますよね。その活力ってどこから来るんですか?

せっかく始めたものを途中で投げ出したくない、ある種の負けず嫌いですね。
ものレボの事例でいうと、初期構築時の話だったからこそ、失敗したところから挽回して、ある程度の領域までもっていくというのはやらねばならないことだと思って取り組んでいました。
 
あとは、野望を持っていることだと思います。
自分の中で、市場価値を高めていくということは、常に大切にしてきたことなんです。そしてそれが野望。
たとえ失敗しても、そのワンプロジェクトを通して、思ったこと、できたこと、習得できたこと、そしてできなかったこと、色々な気づきがあったと思うんです。それを次のプロジェクトに活かして、次の気づきやスキルの習得につなげていきたい。そして、それを繰り返していけば、自分の能力値の限界に挑戦し続けられると考えています。
ものレボ入社前はSaaSはさっぱりわからなかったけれど、失敗しながらも挑戦することによってまだまだではありますがSaaS開発という経験値がついて市場価値は抜群にあがったと思います。
さらに、直近は、開発チームにベトナムメンバーも加わって、コミュニケーションを取る中で英語が必要な環境になりました。といっても、通訳さんがいるので、すべて英語でってわけではないですが、通訳さんや翻訳ツールに頼りながら、分からないなりにやりとりをしていたらなんとかコミュニケーションは取れるようになりました。このままいけば、語学力も向上しますし、外国籍のメンバーとも一緒に開発した経験が得られて、さらに次の領域への挑戦チケットも獲得できるのではないかと思うんです。

ーぱっと見、困難で嫌な場面であっても、得られるものは必ずあるし、それを乗り越えた先に市場価値の向上があるということですね。経験値があがればできることも増えて、さらなる挑戦ができる。その考え方は素敵ですね。


ー最後に、今後の展望を教えてください。

個人としては、やはり市場価値を高めるってことですね。今は、グローバルな経験をつんで、そしてCTOから技術力を学び、吸収すること。能力成長にコミットしていくことが展望ですね。
チームとしての展望は、人の役に立つプロダクトを作りたいし、これからものレボとしても新しい挑戦をしていくけれども、その中で地道でも役に立っているなと実感できるプロダクトを開発していきたいです。そして、次のプロダクトでは、世界一を取りたい。これからものレボはどんどんグローバルになっていくから、だったらその会社の持っているプロダクトはグローバルでなければいけないですし、せっかく目指すんだったら一番を目指したいんですよね。


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