スクリーンショット_2015-04-26_11.03.08

アナログケーブルMIXとDAW内バウンスの音の違い

TD(トラックダウン)完了!
しかし、ここで新たな悩みが・・・(^^;;

今回、2MIXは2種類作ってみた。
ひとつは、オーディオI/OのAnalog OutからAnalog InへBELDEN 8412ケーブルを使って戻してやったもの。
もうひとつはProTools内でバウンスしたもの。
フォーマットはどちらもセッションと同じ32bit float / 96kHz。
画像の黄色い波形がアナログ戻し、緑がDAW内バウンスなんだけど、これが結構音が違うんですよ。
前者の方がセンターに定位するメロディーなどが少し引っ込む感じ。
音像も少し上にシフトし、重心が高くなるけど、そのぶん奥行きを感じる音に仕上がっている。
後者はその辺をグイグイと押し出してきてどっしりしてる。
音にパンチがあって迫力がある。
僕がずっと作業してきて慣れているのは当然こちらの音。

両者の位相を合わせてから片方の位相を反転してみたところ、350Hzあたりを中心とした中低域と12kHzあたりの高域がかなりの量で残っていた!
つまり、これが両者の音の差というワケ。
もっと言うと、アナログのケーブルとADを通っただけでこれだけ音が変わるということ。

どちらも甲乙付け難いんだけど、意外にもDAW内バウンスの方がKickのアタックが押し出しすぎて暑苦しい感じがする。
耳が圧迫されて疲れるというか。
アナログ戻しの方が中低域〜中域が整理されて聴きやすい。
ただ、ちょっと寂しい気もするんだよな・・・。

さて、どっちを採用しようか。。。
アナログのケーブルを替えると当然音も変化するだろうし(笑)

まぁいろんな環境で聴いて最終的な判断を下すとしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?