アナログケーブルMIXとDAW内バウンスの音の違い
TD(トラックダウン)完了!
しかし、ここで新たな悩みが・・・(^^;;
今回、2MIXは2種類作ってみた。
ひとつは、オーディオI/OのAnalog OutからAnalog InへBELDEN 8412ケーブルを使って戻してやったもの。
もうひとつはProTools内でバウンスしたもの。
フォーマットはどちらもセッションと同じ32bit float / 96kHz。
画像の黄色い波形がアナログ戻し、緑がDAW内バウンスなんだけど、これが結構音が違うんですよ。
前者の方がセンターに定位するメロディーなどが少し引っ込む感じ。
音像も少し上にシフトし、重心が高くなるけど、そのぶん奥行きを感じる音に仕上がっている。
後者はその辺をグイグイと押し出してきてどっしりしてる。
音にパンチがあって迫力がある。
僕がずっと作業してきて慣れているのは当然こちらの音。
両者の位相を合わせてから片方の位相を反転してみたところ、350Hzあたりを中心とした中低域と12kHzあたりの高域がかなりの量で残っていた!
つまり、これが両者の音の差というワケ。
もっと言うと、アナログのケーブルとADを通っただけでこれだけ音が変わるということ。
どちらも甲乙付け難いんだけど、意外にもDAW内バウンスの方がKickのアタックが押し出しすぎて暑苦しい感じがする。
耳が圧迫されて疲れるというか。
アナログ戻しの方が中低域〜中域が整理されて聴きやすい。
ただ、ちょっと寂しい気もするんだよな・・・。
さて、どっちを採用しようか。。。
アナログのケーブルを替えると当然音も変化するだろうし(笑)
まぁいろんな環境で聴いて最終的な判断を下すとしよう。
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