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住宅ローン検討メモ ~住信SBIネット銀行 vs auじぶん銀行~

割引あり

住宅ローンを検討するにあたり、2強は住信SBIネット銀行とauじぶん銀行だと思っているので、この2行について自分の備忘録がてら記録。

ディスクレイマーとして、一部古い情報や間違ったことを書いているかもしれません。あくまで執筆時点(24年1月7日)時点のわたしのための備忘録なので、実際に借入される際は各金融機関にご確認ください。

※24年3月追記:実際にローンを借りた銀行とその金利。そして裏技として記載した情報について、自分で試してわかったことや追加でいくつかの情報(赴任中の賃貸等)を追記致しました。
実際に借り入れたことや、足や手を動かして取ってきた色々な情報を追記したので、住宅ローンを検討している人からしたら一読する価値はあるものになってると思います。しかし、あくまでただの私の体験談とメモ帳であり、責任は負えません!とディスクレイマーを入れておきます。
結構頑張って色んな情報を拾ってきました。


1.金利

・基準金利について


適用金利水準については2行とも同程度で時期によって変わるだろうから割愛。
ここで気になるのは基準金利の決まり方について。
auじぶん銀行は基準金利を下記の通り定義している。

市場要因以外だと、auじぶん銀行固有のクレジットイベント起きて、調達金利が上がってしまう場合が他行比で劣後してしまうリスクがあるということか。
ちなみに住信SBIネット銀行については短期プライムレート連動。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの商品概要に書いてあった文言。

ネットの記事等を見ると、「auじぶん銀行をはじめとしたネット銀行の基準金利は自社都合で勝手に変えられるから危険!短P連動を選ぶべき!」みたいな記事たくさんみるけど、そこについては正直よくわからん。
短Pのほうが確かに横並び感があるから上げづらさはありそうだけど、短Pも各金融機関の都合で決められる金利ですからね。そもそも。

↓日本銀行公表の短P、長P推移。2009年から最頻値1.475%最高値1.725%最低値1.475%変わらず。これを見ると確かに銀行のお家事情くらいでは簡単には動かなそうと思う。

ちなみに住信SBIネット銀行の短Pはちょっと高いです。

モゲチェックの塩澤さんなんかはあんまりこの辺りは気にする必要ないとおっしゃってますので、あとは個人の考え方次第ですね。

2.団信

・住信SBIネット銀行


まずは住信SBIネット銀行のスゴ団信。

ポイントとしては

  1.  申込み年齢40歳をボーダーに色々変わる

  2.  3大疾病100%保障は+0.20%

  3.  全疾病保障においては、入院のみではなく医師の指示による自宅療養も      対象。

1があるので、年齢が高めの人は後述のauじぶん銀行の方が良さそうです。

そして意見が別れるのは、3の”全疾病保障”について。
簡単にいうと、

  •  特定疾病および重度慢性疾患12ヶ月就業不能状態になったらその間は住宅ローン分を保障、12ヶ月を超えた場合は住宅ローン支払いが全額免除される。

  • それ以外の病気・けがの場合は、就業不能となった場合最初の2年はその間の住宅ローン支払い分のみ保障。2年以上ぶっ倒れてると全額免除しますよ。

という感じですかね。詳細は下記画像およびリンクの通り。

ちなみに
※1特定疾病とは、悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中をさします。
※2重度慢性疾患とは、高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎をさします。

とのこと。いわゆる合わせて8大疾病ですね。

2年働けないとか普通の団信の高度障害にも該当しそう

ここで大事なのは”就業不能状態”でも保障がおりるということ。
つまり、下記画像の注記通り、入院しなくても医師の指示であれば自宅療養でもOK。

自宅でも可っていうのがユニークに優れている所らしい

これが全疾病において入院を条件としているauじぶんとの最大の違いであって、考えるべきポイントかと。

・auじぶん銀行


続いて、auじぶん銀行の団信。

上乗せ0.05%がん100%にすると4疾病保障は外れてしまうんですね

ポイントとしては
1.申込み年齢50歳をボーダーに色々変わる
2.がん100%保障は+0.05%!!
3.4疾病保障が上乗せゼロでも付帯。

3.の4疾病保障について。
心筋梗塞・脳卒中・肝疾患・腎疾患で4疾病。後ろ2つについては、「保険期間中にその入院日数が継続して60日以上となった場合にローン残高が保障されます。」とのことだけど、これがかなりハードル高い、あまりみないパターンらしい。なので、住信SBIネット銀行との比較でこれがついてることを大きなメリットとする必要はない気がするけど、がん100%にすると心筋梗塞・脳卒中保障が付帯しなくなってしまうのは微妙ですね(まあプレミアムにしても+0.15%上乗せで済むのでそっちにすればという話ですが)。

・全疾病保障の比較

そして議論になるのは住信SBIネット銀行のところでも少し触れましたが、全疾病保障のところですね。

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