子供は叱ってはいけないという嘘

子供は叱ってはいけないという風潮がある。

ダメダメ言っていたら子供が萎縮してしまうとか、
自由な発想を阻害してしまうというものだ。
それ自体は間違っているとは思わない。
ダメダメばかり言っていては確かにダメだが、
注意しなければならないところは注意しなければならないということだ。

いろんな環境や、価値観があるが、子供を叱らないといけない、
注意しないといけないことが3つある。
それは

・自分を傷つける
・ひとを傷つける
・ルールを破る

この3つだけは叱らなければならない。
自分を傷つける事はひとを軽視することにも繋がるし、
ひとを傷つけることに対するハードルを下げることになるので良くない。

ひとを傷つけることに関しては、説明もいらないぐらい叱らなければならない。

ルールを破ることに関しては自分だけが好き勝手していい価値観だと、
犯罪に対するハードルが下がるからだ。

どれも犯罪に対するハードルを上げるために叱っているのだ。

これは親の立場としてしないといけないことだ。
ただ、僕は最初にも言ったみたいに、
叱ってばっかりではダメだと考えている。

この3つのことを注意するコツは

叱ることの10倍は
別に子供を褒めること

だ。
叱ってばっかりだからダメなのであって、
普段はよく褒めてくれる親がたまにキツく叱ることがあるならどうだろうか?
子供としてはダメなことだと認識しやすくないだろうか?

ずっとダメダメ言っている親の叱責は意味がないが、
普段何でも褒めてくれる親が激怒したら子供もダメなことと認識できる。

親は仕事として教育をしないといけないところはしないといけない。
最近はそういったモラルのところが低い親が増えて、
その子供がさらにモラルが低くなるような現象があるように思う。
モンスターペアレントなんかがその例だが、
道徳的な部分は幼稚園や学校のせいにできないところだと僕は思う。

学校教育の中に道徳を学ぶ事はあると思うが、
道徳の根っこの部分は家庭や親が担う部分だろう。

親が出なくていいところは出しゃばって、
自分の責任のところは幼稚園や学校のせいにしているひとが
増えてきているように思う。

基本的に子供の悪事は全て親の責任なのだ❗️

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