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板垣恵介と朝倉未来と時々塩田将大

武術研究家のモノノフです✊

朝倉未来さんのYouTubeチャンネルに板垣恵介登場‼️‼️‼️

朝倉未来選手、板垣恵介先生、塩田将大さんの対談となりました。
この対談は塩田将大さん発信で実現したそうです。
塩田さん!グッジョブです👍

基本的には朝倉未来選手と板垣恵介先生との対談で、
朝倉未来選手が質問するという流れになっていました。

朝倉未来選手の最初の質問は
「路上で最強の格闘技は?」

板垣恵介先生の答え
「相撲✋」

理由は路上ではすぐに試合が決着してしまう、もしくは中断になってしまうことが多いことを考えると10秒20秒で最強となると相撲ではないかということでした。

これに関しては武術研究家の僕も納得です。

そこで驚きの発言が朝倉未来選手から出ます。
「僕も小さい頃相撲してました。」

えっ‼️‼️‼️‼️‼️

朝倉未来選手が強い理由は完全にこれです!
相撲のトレーニングは僕の考えでは非常に理にかなっています。
身体の使い方を子供の頃に相撲で染み付いていたんでしょう。

マシーンを使った単関節ではなく身体全体を使うからです。

しかも、『軸』はかなり意識しないといけないですし、
朝倉未来選手の重心の位置が非常に古武術的なのも納得しました。

格闘技で強くなりたい子供は相撲をしましょう❗️

そのほかに少し対談が進み、
板垣恵介先生がメイウェザーと天心の試合が見たかったとか、
・・・

僕が刺さったのは才能の話です。
板垣恵介先生が言うのです。

「例えば俺が15歳から白鵬の10倍練習しても勝てる気しないもん。」

「若い頃に10年間本気で短距離練習してもボルトに勝てる気しないもんw」

そして、核心に迫る発言をします。

「やっぱり才能の世界に行くとそれは通用しないよ。」

全く同意見です。努力が報われるなどとは綺麗事なのです。
僕は努力が才能を上回るのは二流までという投稿をしていますが、
つまりそういうことです。

努力ではどうにもならんことがあるのです❗️❗️❗️

そして板垣恵介先生は言うのです。

「自分の才能を覚ますのが人生だと思うなぁ。」

なるほど。確かに。
しかし、多くのひとが見つけられないまま人生を終えるのです。

もしかしたら、出会うこともなく終わることがあるかもしれません。

そして、対談は続きます。
板垣「僕も君みたいなことがしたかった。」
朝倉「先生も格闘技やられていたんですよね?」
板垣「だから、わかってるよ。自分の才能って。」

板垣恵介先生はボクシングをしていた。
当時は自衛隊でそもそも訓練しているところに朝のロードワークをして、
「漫画より頑張っていたよw」
だそうですw

そして塩田将大さんが少し話を振ります。
塩田「実際に強いところに挑みに行ったりとか、昔。」
板垣「それは誤った伝わり方しているな。」

島田道男さんという武闘家がいて、そのひとと組手をしたというものでした。
戦いに行ったのではなく、取材してたら組手に巻き込まれたとおっしゃっていました。

板垣恵介先生曰く、お弟子さん2人には勝ったなって感じだったが、
その後出てきた本人には触れることもできなかったそうです。

その後も対談は続き、
塩田将大さんと板垣恵介先生が合気道について話をします。
板垣「組手はしないんだろ?」
塩田「そうですね。組手はしないですね。」
板垣「組手やるぐらいはいいんじゃない?
   本当に一部の望むもの同士だけで。」
塩田「そうですね。」

これはそうだと思います。塩田さんも板垣恵介先生も正しいと思います。
塩田さんは強い人だけがくるところではなく、合気道の大事なことをみんなに伝えたいという思い、板垣恵介先生の武道である以上使えないと意味がないという思い、これは両方正しいと僕は思います。

そして、それは両立しうると思うのです。

そして、道場主は全てに対応できないといけないとも思います。
みんなが道場を出すわけではないので、
みんなが実践で使える必要はないと思います。
趣味のひともいるでしょう。
僕みたいに道場するわけでもないのに
やたら研究しているひともいるでしょう。

これは各々のゴールに向かうだけでいいのです。

野球で言うならみんながみんなプロ野球選手になるわけではないのです。
あるひとは、草野球レベル。あるひとは甲子園にいけたけど、
プロにはいけないレベルとかあるのです。

そして、対談が進み、
スパーリングをする流れに・・・

板垣恵介先生がスパーリング⁉️🥊

めっちゃくちゃ観たい‼️‼️‼️

そしてスパーリングが始まるのです。
板垣先生のキャリアからボクシングルール🥊

板垣恵介先生御年63歳❗️
結構いい動きしています。
正直63歳でこの動きをしているのは相当いい方だと思います。
朝倉未来選手が見せた軽いフックにダッキングして
逆に回ろうとする動きも見せていました。
真面目に練習していた努力が伺えます。
しかし、ご自身でもおっしゃっていたように、

決して才能のあるひとの動きではなかったです😥

ただ、63歳という年齢であの動きは相当すごいです。
ボクサーとしてどうこうというよりは、
身体の維持が素晴らしいと思いました。

その素晴らしいひとが一生懸命努力して、
自分に才能がないと断罪した時の絶望はいかほどだったのでしょうか?😢

そして、続いて塩田将大さんと朝倉未来選手の
総合格闘技ルールでのスパーリングが始まるのです。

塩田将大さん❗️あなたの動きかなり才能ない❗️

打撃のかわし方が全くわかっていないというか、合気道の動きがあるのに、
今から西洋のスポーツ的な動きを始めようとするのはナンセンスです。

今ある自分の動きの何が使えるのかとか、もうちょっと研究した方が良さそうです。むしろ、僕がアドバイスをすれば、ある程度はできるようになると思います。

塩田将大さん❗️ご連絡ください❗️
あなたをその場ですぐにもっと総合格闘技の動きに
対応できるようにします❗️
おそらくどのトレーナーよりも
動けるようにする自信があります❗️

対談で板垣恵介先生が
「合気道の動きでジャブはかわせない。」
旨の発言をしておられたのですが、
これは間違っていると思います。

どのレベルの合気道なのかというのはありますが、
基本的に合気道の体捌きは剣術に由来するものです。

剣で斬り合ったり、槍で突かれるのをかわさないといけないのに、
パンチを避けられないわけがないのです。

ただ、ボクシングの近距離の連打、これは近くで捌き切れるわけはありません。
距離で切る形、ポジショニングで連打できない位置に行く形になります。

そして、塩田さんの打撃、見てられない。
そんなへっぴり腰ではダメでしょう。

あなたのベースにある合気道がまるで活かされていない❗️
合気道でそんな構えで動けますか⁉️
そんな構えでまともな技が出せますか⁉️

僕自身『中心力』に明確に確信を得たのは打撃があったからです。
組手の練習しかしてなかったのに、ある日驚異的に打撃の威力が上がったのです。

もっと『中心力』を理解していないといけない塩田さんがそんなことではいかんのです‼️‼️‼️

おそらく、総合格闘技と合気道を全く別物と捉えているところに問題があるように思います。

基本的にひとを倒そうとしている競技同士なので、重なる部分はあるんです。おそらくそれはおわかりだと思うのですが、総合格闘技の理解が浅くて(僕も人のことが言えないところもありますが)、合気道を落とし込めていない。

そもそも構えを総合や一般的な格闘技にするなど論外。
養神館の基本的な構えはあると思いますが、
武道的な構えを模索するべきです。

塩田剛三先生は手は下段、足捌き体捌きで相手の攻撃をかわしていました。
僕もこれが武道的な構えだと思っているので採用しています。

これは手でするようなディフェンスをせずに、足捌き体捌きで躱す、
つまり相手が武器を持っていても対応できるようになっています。

合気道はリングの上でゴングが鳴るような試合を想定していません。
相手が複数もしくは武器を持っていることなどを想定した武道です。
結果こういう構えになるのは必然と考えています。

必ずしもこれが全てのひとに正しいとは思いませんが、
自分の使いやすい構えはもっと模索するべきでしょう。
少なくともへっぴり腰の構えではないことは確かです。

せっかくベースがあるのですがから、0から始める必要はないのです。

塩田将大さんの他の格闘技に首を突っ込もうとする精神は素晴らしいものがあります。これを避けて偉そうにしている合気道家がどれほどいるでしょうか。

若いですし、これからもっと色々首を突っ込めば新しい合気道家としての生き方を見つけられるかもしれません。おじいさんやお父さんが歩んだ道ではない塩田将大オリジナルの道です!!!

総合格闘技を教えてもらうのに朝倉未来選手というトッププロに学ぶことができるんですから!!!

色々な格闘技と合気道に精通している

僕のようなブレーンを置くことをオススメします❗️w

僕から見ると非常に勿体無い動きをしておられました。

モノノフ


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