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2歳児が歯科治療後に亡くなった事件判決

まだ控訴も上告もできるので、判決が決まったわけではないですが、
歯科医師が有罪になったようです。

この事件に関しては友人の歯科医師(いつものひと)とよく話をしていたので、
覚えています。

その歯科医師は判決以前から治療後である以上、
歯科医師が悪い。
判断は正直かなり難しいと思うが、
責任は歯科医師にあるだろう、と。

ただ、今回の裁判でリドカイン中毒で亡くなったということがわかりました。
当時からそうかなみたいな話はしていたのですが、
それは確定だそうです。

ここで重要なことはリドカインで中毒を起こして死ぬほど、
歯科医師は薬を入れていない点です。

局所麻酔中毒の定義が起きる確率は1/10000〜1/500とかなり誤差があります。
ましてや死に至るということは余程の確率です。
歯科医師はこれをひいてきたということになります。

そしてもう一つ問題点があるとするならば、

この子どもが2歳ということです。

2歳児に虫歯治療です。
しかも麻酔が必要な。

とても真っ当な子育てをしているとは思えないのです。
2歳ということは乳歯が生えたばかりで、
生えたそばから虫歯になったことになります。

これはお菓子やジュースをずっとあげていないとそもそもならないことです。
常識的な範囲で言うと

2歳に局所麻酔が必要な
歯科治療が必要になることはないのです❗️

2歳が勝手にお菓子を食べたりはしません。
手の届くところに置いていない限り。

つまり親の責任なのです。

治療後の判断は歯科医師が間違ったと思います。
しかし、2歳に局所麻酔が必要な虫歯を作ったという点においては、
親が悪いと思います。
そもそも普通に育児をしていたら2歳児に虫歯はできない。

乳歯の虫歯はかなり激烈に進みますが、
局所麻酔が必要なレベルになるまで気が付かなかったのか?
という点も気になります。
正直ネグレクトが疑われる案件だと僕は思います。
そして子どもの名前が『叶愛(のあ)』と言うキラキラネーム。

子どもに罪はありません。
完全なる被害者です。
キラキラネームも子どもは悪くない。
僕が問いたいのは

加害者は歯科医師のみですか?

ということだ。
医療従事者として歯科医師を庇うことはできない。
例え難しい判断を迫られようとも
それを判断してこそなのだから。

誤解を恐れずにいうならば、
そこに至るまでは
親に問題があるのではないかと僕は思う。

子どもにもっと自我が生まれて小学生とかになってから
自分でお菓子とか買い食いするようになってなった虫歯なら仕方がない。

そこまで成長していたら致死量が変わるので(致死量は体重との割合になる)、
もしかしたら同じ治療でも助かった確率が大きくなるからだ。

おそらくこの子どもはリドカインに中毒を起こしやすい子どもだったのだろう。
砂糖を多く摂っているとアレルギーや肌がカサついたり身体の不調を起こしやすいように思う。この部分は全く根拠がないので、ただの個人的な感想だ。

それらを加味しても歯科医師は非難されるべきだとは思うが、
親はもっと反省すべき点があると僕は考えている。

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