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営業のなんたるや👿

仕事柄よく営業の電話を受ける。

「HPをお考えではないですか?」
「集患にご興味はないですか?」
「多くの医院様に使われております。」

正直どうでもいい。
いるものは自分で取りに行くし、
営業のひとに会う時間は僕の時間であり、
時間とは命だからだ。

ある営業電話でこんなやりとりをした。

営業「先日お電話させていただいた〇〇です。今日のお会いするお時間は〇〇時でよかったでしょうか?」
僕「はい、いいですよ。」

この段階で会う段取りをしていた。営業内容は他で聞いたこともあるので、わかっているのだが、少し事情があって会うことになっていた。
ここまでは相手の対応を特に気になっていなかったので、そのまま了承していた。

営業「先生に適したサービスのご案内をしたいので、何かご希望はございますか?有償のものになってしまうのですが。」
僕「今はネット関係にお金をかける気がないので、無償のものでお願いします。」
営業「こちらのサービスは他の医院で集患に役立っているものになりまして、医院様で今後集患したいとはお思いではないのですか?」

この段階でかなりイラッとしている。まず僕の要望は飲めていないし、あたかも「絶対必要でしょ?!」的な言い方にムカついた。

正直必要だとは思う。しかしこういう奴にはつい言ってしまうのだ。

「だが、断る!!!」

僕はこう言った。
僕「今はその段階ではないです。」
営業「そうですか。でしたら、こちらのサービスの資料をお送りしますので、ご興味が湧いたらご連絡いただくということでいいですか?」

向こうから会う時間をとってくれと言って来たのに、僕が有償のサービスをするつもりがないと見るや、キャンセルしてきた。
この段階でこの会社とは仕事をする気が完全になくなった。

僕「あなたの行動は有償のサービスをする気のない僕にはもう会う価値がないということでしょう。失礼ではないでしょうか。失礼な会社とは仕事をするつもりがないので、資料の送付も結構です。」

営業「失礼いたしました。すみません。」
僕「二度と連絡しないでください。」

という流れになった。
まだ、この営業と僕は会ったこともない。
ある面では有償サービスのする気のないものに、わざわざ時間をとりたくないというのは効率的に見える。
しかし、見たこともない人間の有償のサービスを受ける方がどうかしていると僕は思う。そのために無償のサービスというのが存在して、関係性などができたり、もっとサービスが欲しい時に有償にうつるものだと僕は思う。
この営業は一見効率的に見えて、会社が提供しているシステムの意味を理解していないと僕は思う。

僕がこの会社の営業なら無償のサービスを可能な限り営業かけて会える人には全部会うようにする。そして使っていただいた上で、グレードを上げる時には有償になりますという売り方をするだろう。

そもそも関係性のない人間からお金を引き出そうというのは都合が良すぎるだろう。売るものによってはそれでもいいかもしれないが。

僕は自分でも義を大切にしている方だと思っている。
逆に礼を示してくれる営業には高くてもあえてそこから注文を出したりする。

しかし、関係性のない失礼は文字通り礼に失している。
その相手と今後どうやって仕事をしていったらいいのだろうか。

失礼な人相手でもよっぽど費用対効果がいいのであれば、取り込んだ方がいいのだろうが、イマイチそういうのが好きに慣れないところが、僕が儲からないところだろう。

社長には向かないなぁと思った今日この頃の話です。

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