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幼児幼稚園バス置き去り事件を考える

幼児が幼稚園バスに置き去りにした事件がニュースを賑わしている。
あまりいいニュースでもないので、
取り上げるのは今回だけにしたいと思う。

ニュースを見る限り園長が悪いとボコボコに叩かれている。
園長が悪いことに異論はないのだが、
大事なのはこのような事件を二度と起こさないことなのだ。

事件を二度と起きないようにするには事件の原因を探ることが大事で、
園長を叩くことは重要でない。

こういった重大事故があるときは、
基本的にあり得ないような大きいミスが立て続いた結果起きている。

普段のバスの運転手が休みだった。
運転手の代わりを園長がしていた。
派遣職員、園長が高齢。
管理アプリが普段機能していなかった。
担任副担任が確認せず、風邪で休みと思い込んだ。

などだ。
高齢に関しては人によるところも大きいが、
アプリやタブレットなどに対応できない人が多いのも事実だろう。

今回のこれらの原因のどれか一つでも取り除かれていたら
今回のような重大事件は避けられた可能性は高い。

運転手の休みや、
園長が運転手の代理をしたという点に関しては
仕方のない部分があるだろう。

今回の重大なミスは単純な確認を怠ったことと、
普段から管理アプリを活用できていなかったことと、
担任副担任の園児の欠席理由を確認しなかったことだろう。
普段からバタバタして忙しかったのかもしれない。
しかし、それが原因なのだ。

いかに優れた道具があっても、
使う人が間違えれば機能はしないのだ。

僕が今後こういった事件を起きないようにするために
考えることがあるとするならば、
担任副担任2人以上でチェックするようにする
ということと、
そのチェックする項目をチェックリストにして、
毎朝チェックするようにするだろう。

こういった対策も、
人間がそれを守らないと機能しないのだが。

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