『無意味な繋がりと意味のある努力』

これからの価値は意味だ!
ストーリーだ!

というのが前回の内容でした。

んー、何となくわかるけど、違和感がある。
意味とか考えなくても、給料貰ってるし。

という、理由が山口周氏と尾原氏の対談でわかりました。
https://youtu.be/46TVg7gA6RA

"BtoBには成果のみが必要とされる"

なるほど、企業間の取引は成果を出してくれれば良くて、ストーリー等関係ない。

あくまで最終製品を選ぶ瞬間の顧客に対して"意味"という付加価値があれば良い。

これは企業の内部の雇用関係も同様で、会社にとっては社員ストーリー等関係なく、あくまで社員は雇用主が求める能力を発揮してくれれば良い。

上司に向かって、

"努力は価値です!!"

と言っても、

"じゃあ、お客さんにその努力の価値を提供しなさいな"

と言われて、中途半端な能力はテクノロジー取って代わられる。

ここでAIに仕事が奪われる!

と、言うのはただ思考停止で、産業革命以降、爆発的に余暇時間が増えても人間はいくらでも仕事、課題を見つけて、経済を回してきました。

今後も多分そうです。無くなった分、新しやる事を見つけるのが人間です。

そして、経済のインフラを支える大企業は機能を維持できる社員の能力重視しますが、内部にいるのはあくまで現代に生きてる人なので、良いコミュニケーションという"意味"のある会話無しには仕事になりません。

結局、"能力"と"意味"の両輪です。

そう言えば、1960~80年代は努力に価値があった。24時間働く努力こそ価値だった。

1980年後半バブル前夜には努力は馬鹿らしいとなり、2000年以降は努力は非効率となった。

しかし、今また努力が価値になっている。
努力している姿やそこに至るストーリーに感動する。そして、テクノロジーのおかげでそこに参加できる。

一昔前は無意味で非効率な努力の塊、巨人の星の"星飛雄馬"がYoutuberやってたら多分見てしまう。

『家の壁の穴からボールを投げて、木に当てて戻ってきたボールキャッチしてみた!』

は100万再生するはずである。

クラウドファンディングをしたら、大リーグボール養成ギプス100着も夢では無い!

んー、いや。暴力ダメってなりそう。。。

という感じで、消費者の努力に対する価値観も変化してるはずなので、努力を積み重ねておくと、どこかで身を結ぶかもしれません。

とは言え、生きるだけでも相当な努力。

"誰でも本は書ける、それは自伝だ"

誰の言葉か知らないけど、そんな名言もある様に、生きてるだけで意味あるストーリーになるかもしれないので、コツコツやっていきたいものです。

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