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そんな日もあるよに救われてる

そんな日もあるよ。

この言葉はいつも私を救ってくれている。

毎日いろんな日があるけど、自分が世界の中心であるかのように物事が全て上手くいく日もあるし、神様を恨みたくなるくらいことごとく失敗する日もある。

昨日の私は後者だった。

まず朝は寝坊し、急いで準備して家を飛び出たところ、財布とSuicaを忘れたことに気づき一度部屋へ戻る。

その後再度家を飛び出たが、今度はヘアアイロンの電源をそのままにしたこととマスクを忘れたことに気づきまた戻る。

会社にはギリギリ間に合ったが、他にも何か忘れ物をしている気がして悶々と考えていた。具体的には何も浮かばないけどなんとなくで不安は募る。

いつもならすぐ切り替えられるはずなのに、昨日は違かったらしく小さなミスを引きずってしまった。

そのせいで新たなミスを引き起こすこととなり、焦っていたが、この時点でもう周りは見えていなかったと思う。

そして決定打となったのは、無かったはずの商談が入りしっかり撃沈したこと。

上司は急だったし仕方ないよと励ましてくれたが、その時の私は何も真っ直ぐ受け取れないほど自分のことに精一杯になってしまっていた。

いつもならもっと上手くできたはずなのにと、出来なかった自分が悔しくて、悲しくて、どうしようもなくて、落ち込む時間が必要だった。

でもずっとそうもしていられないので、10分休憩で外へ出て、深呼吸して、5分くらい散歩して、たったそれだけだったけど、だいぶスッキリできた。

その散歩中に思っていたのが、そんな日もあるよ、ということだ。

今日はなんだか悪い日だなあ、でもそんな日もあるよねって思うとすごく楽になった。

こう考えると、自分を責めることから解放してくれて、気持ちを切り替えることにも繋がった気がする。

仕事上の失敗は少しの反省も必要だと思うから、落ち込む時間はあって良いはずだけど、やっぱり長い時間そうしていると自分自身で悪循環を生み出してしまいそうで、そうなってはだめだと思うし、ある程度落ち込んだ後は切り替えるべきだと思っている。

そうなると、そんな日もあるよ、という言葉は気持ちの切り替えをする上で最強に良い言葉かもしれないと思った。

私はこれからも上手くいかない日に出会うたびに、この言葉に救われていくのだろう。

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