月輪雫

自分という名のよもやま話。

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最近の記事

『夏に冬は思い出せない』感想タイム

 先日、演劇ユニットせのび 第12回公演『夏に冬は思い出せない』を観てきました。今回もマジで最高だったので、ささやかな感想を書かせていただけたらと思い、筆を執っています。以下、キリトリ線の下はネタバレを含む感想となっておりますので、ご了承ください。 ーーーーーーーーーーーキリトリ線ーーーーーーーーーーー  「記憶」をテーマとした今回の作品。  何が良かったって全部良かったんですよ(全肯定大ファン)音響とか舞台のデザインとか、空気感とか、もちろん役者さんたちの演技もすごい良

    • 気まぐれ日記 Ver.5月

       日差しはだいぶ強くなってきた。  でも風はまだ肌寒いまである。  春が足早に去っていったせいか、初夏の前で足踏みして暦が追いつくのを待っているようだ。そして、もう5月も終盤という事に戦々恐々としている。はえーよ時の流れ。なるべく無為に過ごさないように心がけてはいるが、何もできない時だってあるので塩梅が難しい。  会社の人に貰ったノリの佃煮のアレンジレシピを試している。海苔の佃煮とマヨネーズの組み合わせに最近は頼りがち。もちろんご飯にものせるが、それだけではさすがに飽きる。

      • #国際女性デーに寄せて 「ミモザな母」

         ということで、先日は『国際女性デー』であり、ついでに余談だが、私の母の誕生日でもある。  参政権を求めて、女性労働者たちが声を上げた日。強く美しく、それだけでなく、過酷な現実に屈しない、きっと素敵な女性たちだったのだろう、と今までの歴史に思いを馳せる。そんな日に生まれた私の母も、彼女たちのような人なのではないかと娘ながらに思っている。  自分でいうのもなんだが、うちの母は美人だと思う。  若い頃から比べれば年齢と体重を重ねた今でも、魅力的な人であることに変わりはない。母

        • マイ、バランス感覚

          これは、私の変なバランス感覚の話。 我が家にはplaystation4をはじめ、ニンテンドーswitch、もはや懐かしの2DS、そしてボーナスで買ったゲーミングPC等、ゲーム機がある。 それもそのはず、ワタクシ、かなりゲームが好き。 ソシャゲからPCゲー、果てはTRPGやボードゲームも好き。決して上手ではないものの、色々な種類のゲームに触れて楽しんでいる。 ちなみにソシャゲ →FGOはバレンタインイベントで推しからのチョコを確保 →グラブルではエクスコロゥをシバいて光

        『夏に冬は思い出せない』感想タイム

          息をする、本を読む

          本を読んで、小説を書く。 『本を読む』という部分は別の物にも置き換えられる。アニメを見たり、映画を見たり、どこかへ出かけたり、おいしいものを食べたり。 受け取った刺激を、自分の場合は小説へと出力する。 この感覚がどこか『呼吸』のようだと思った。 吐き続けるのは難しく、同じように吸い続けるのも難しい。 穏やかな読後の余韻の中で、自分の経験や思い出と読んだ本の内容が溶け合っていく。この感覚を覚えたのは、いつからだろう。よくは覚えていない。 昔は、もっと純粋に物語の世界に入り

          息をする、本を読む

          「ま、いっか」で休日を

          タイトルの通り、私は「ま、いっか」で休日を始める。 これはグダグダ大好き一人暮らしの緩い休日の一コマ話。 起床 目が覚めて午前10時。昨日は深夜2時まで友達と話し込んでいたので、約8時間睡眠。昔はもっと十何時間と眠れていたのに、最近はこんな感じで8時間位で目が覚める。 そのまま目が覚めきらない。布団は暖かく、その外は寒い。布団に入ったまま、枕元に置いてあったiPadで漫画を読んだり、YouTubeで動画みたり。 そして気がつけば12時のチャイムがなる。 ま、いっか 「

          「ま、いっか」で休日を

          怯えながら書くということ

           珍しく、書き続けられている物語がでてきました。  でも、思ってしまったのです『投稿するの怖いな』と。  純粋な「書きたい」というパワーだけで書いていたあの頃は、もう気が付けば遠い昔。物語を書き始めたころよりも、年を取り、世間を知り、色々なものが見えるようになってしまったようです。  目に入る誹謗中傷、心無い言葉、苦手な考え方……  自分が書いたものに、そういったものが飛んでくるのではないだろうか。実際に受けたわけでもない誹謗中傷に怯えるのはよくない、そう分かっていても怖い

          怯えながら書くということ

          嘘みたいなホントの話

           これは嘘みたいなホントの話。  皆さんは『ゴーヤチャンプルー』って食べたことありますか?  私は結構好きで、夏場にはよく作っています。作り方も比較的簡単で、ゴーヤなど材料を切り、卵、豆腐などと一緒に炒めて味付け……といった感じで。  ここまで読んでくださった方の中で、さらに作ったことがある方だと、ゴーヤを食べる際に必要な下処理を知っていると思います。  そう、苦み取りです。  切ったゴーヤに塩と砂糖をまぶし、5分ほど置く……という手順です。 「まさか、しなかったの!

          嘘みたいなホントの話

          「Home,sweet Home」 観劇という名の問 後編

          そうこれはオタクの独り言。 演劇ユニットせのびの皆様(以降敬称略)の演劇を見る度に、受ける心地よい刺激。 今回は前編よりも浮ついた心のままに、感想らしき何かを書いていこうと思います。 いやぁ~!かっこよかったぁぁ~!!と、いうわけで。ここから下に書かれているのは、せのびの演劇をみて感じたオタクのつぶやきになります。 まじでかっこよかった…… 前回、俺が観に行ったときはビルの一室の小劇場だったのですが、今回は客席が2階まであるホール!!広くなった会場で堪能できるせのびの演劇

          「Home,sweet Home」 観劇という名の問 後編

          「Home,sweet home」について 前編

           先日、演劇ユニットせのびさん(以下敬称略)の「Home,sweet home」を観劇させていただいた。今回はそのことについて、少し感想を書いていきたいと思います。  前編では比較的冷静に書いた舞台の感想を、後編では限界オタクと見ていて思い出した自分の話なんかを書けたらなと思っております。  以下、ネタバレも含むので、読む際はご注意ください。  これまでにも何度か公演を観に行ったことがあるのだが、観客席のあるフロアを決して置きざりにしない、BGMや舞台装置や会場そのものをフ

          「Home,sweet home」について 前編

          祭りの後のセンチメンタル

           という訳で、毎年足を運んでいる地元の祭りに行ってきた。  今年は珍しく妹と二人。仕事終わりに会場そばにある某ショッピングセンターで落ちあい、妹の車で祭り会場へと向かった。  実は行くかどうか迷っていたのだが、結局行くことにした。俺の信条は『迷うくらいなら、行ってしまおう』だったような、そうでもないような。  最近は体調もいまいち、暑さにやられぐったり……中々に体がしんどかった。なんとも覇気のない出涸らしのような体なのだが、友達と遊んで日々の元気をもらい騙し騙し動かして

          祭りの後のセンチメンタル

          自分の一番古い記憶

           という訳で、自分のなかで一番古い記憶についての話でも。  Twitterにメモ程度に書き残した通りなのだが、たぶん俺の一番古い記憶は「父ちゃんと一緒に風呂に入る」というものだ。妹が多分いなかったので、3歳ぐらいの記憶だと思われる。(俺と妹は3歳差)  父は俺が小さい頃は単身赴任していて、週末は俺のいる実家でそれ以外は車で数時間の遠方にある社宅で暮らしていた。そうなってくると、この俺の最古の記憶はどこかの冬の週末、もしくは年末年始あたりなのだろう。まだ暗くなる前の夕方に「

          自分の一番古い記憶

          歯の矯正とカレーのお話

           とまぁ、こんな感じで歯の矯正をしています。この文章を書いている時には、だいぶ痛みも治まりまして、 「歯が痛てぇ……でも腹減った……」  のような空腹に苛まれるような状況からは脱しました。(一安心)  なんで「歯の矯正とカレーの話が合わさるの??」と、タイトルを読んでくださった方なら思うかもしれませんし、もしかしたら歯の矯正をしたことがある人なら、ピンと来ているかもしれませんね。 実は、歯の矯正をし始めると ちょっとカレーが食べ辛くなるんです……  と言いますのも、歯

          歯の矯正とカレーのお話

          一人が好きでも良いですか?

           そう、私は意外とひとりが好き。  もちろん友達と一緒に遊んだり勉強したりするのも好きなのだが、ある程度自分を整える、リセットすることが出来るのは一人の時だなぁ、と思った。  今回はこのことについて少し。  少し前の話になるんですが、一人でホテルに泊まる機会がありました。初めて一人で予約して、車で現地まで行って、チェックインして……緊張の連続。あまり一人で旅行に行くタイプでもないですし、この歳になっての「初めての経験」、とても新鮮でした。  チェックインしてから緩やかに

          一人が好きでも良いですか?

          「コンビニのサンドイッチ、食べたいけど高くね?」

           と、友達が言っていた。せっかくなので、このことについて少し。  確かに高い。けど美味しいですよね。  ちなみにローソンのハムサンドが好きです。ご参考までに下のリンクを張っておきます。 値上げと意志の話  昨今の物価上昇は、もちろんコンビニにも波及しているのだろうなーと、フワッとは思って見ないフリをしてます。冷静に考えれば、数円の値上げだけでも我が家のお財布事情には少々厳しいので。電気代の値上げも相まって、冷や冷やしながら通帳を見るのが月末の恒例になっています。  節

          「コンビニのサンドイッチ、食べたいけど高くね?」

          私に力をくれる言葉

          「面白くなって来た…!!」というこの言葉は、私にとっての魔法の言葉だ。 以前Twitterにもちょっと書いたのだが、 こんな感じで。 要は自分のスイッチである。私の場合、 追い込まれるとテンパってくる ↓ テンパってくるとミスが増える ↓ ミスが増えると落ち込む ↓ 落ち込むと追い込まれる 以下繰り返し、って感じだ。 この繰り返しをどうにかしたいと思い、試行錯誤の末に生み出されたのが冒頭の言葉である。 人工的に生み出した、私にしか効かない(かもしれない)魔法の言葉。 追

          私に力をくれる言葉