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4P分析と4C分析を9マトリックスで考える

マーケティングの基本

今日は本業の話です。
マーケティングする上で基本となるのが4Pと4Cですね。
もちろんその前に3C分析なんてのもありますが、それは別の機会にして
今日は4Pと4Cの話です。

4Pと4Cは常に対比していますし、何をどうアクションするのかを、
1シートで表現できると良いと思いませんか?
サンプルは内容によって色々問題があるので、
末尾にエクセルのフォーマットがダウンロードできるようにしてみました。
無料で差し上げます・・・という程のものではありませんが
お使いいただき、自社の攻め処、
お客様のフォーカスを考えてみてください。
こういう考えで進めている4Pと4Cが無かったので、作ってみました。

4P

製品(Product)
 品質、デザイン、ブランド、パッケージ、サービス、保証
 ※品質は全てに優先されます。
  品質を求めず価格を求める方もいますので、バランスが重要です。
  当たり前品質か?、魅力的品質か?
  ここはもっと深堀したいところですが、次の機会に。
価格(Price)
 適正価格、市場価格、価値価格、値引き、リベート、取引条件
※価格で重要なのは価値品質です。
 お客様に価値を感じていただけるなら高く売りたいですよね?
 ではお客様の価値はどう表せばいいのか?
 ここももっと深堀したいところですが、次の機会に。
流通(Place)
 
店舗スタイル(ECサイト)、営業時間、注文方法、問合わせ方法、
 決済方法(電子マネー)、リサーチ方法、販路
※最近はECサイトが増えました。
 なんでもECサイトで買える時代ですので、時流に合わせて店舗設計
 店舗運営、営業スタイル、営業スタンスも考えないといけませんね。
販促(Promotion)
 販促(Promotion)販売促進、
 PRをするための手段(ポップ、フライヤー、Web、SNS、YouTube
※販促の形もずいぶん変わってきました。
 何を売るか?売った後のフォローをどうするか?
 売る前の準備等を考えると手段が見えてきますね。
 昨今の販促はSNSとYouTubeだと言われています。

4C

顧客価値(Customer Value)
 お客様、ターゲットにとってのメリット、ベネフィット、悩み事の解決
※価値判断の話になってしまいますけど、お客様の悩みが解決したとして
 それがどれほどの価値を生むのか、把握、算出しておく必要があると言う
 事です。
顧客にとっての経費(Customer Cost)
 お客様が節約できる金額や時間、あるいは避けられるリスク
※無い袖は振れないと言いますが、時は金成、スペースも金成という考えで
 時間をお金に換算したり、スペースをお金に換算したりして、お客様に振
 れる袖を提案するのも必要です。
顧客利便性(Convenience)
 顧客が可能な限り早く、手間をかけずに製品情報や製品を入手できる方法
※Amazonなどでは今日発注すると、今日届くなんて事もありますよね。
 ドローンでの配送実験も始まっています。
 大きな自動倉庫があればベストか?
 これはお客様目線でもありますが、顧客の利便性を考えると
 地産地消となりますが、売り込む側も赤字にはできませんから
 バランスや戦略が必要です。
顧客とのコミュニケーション(Communication)
 双方向のコミュニケーションを生み出す手段
※今やSNSが発達したので、双方向のコミュニケーションが取れていると
 カン違いしがちです。
 SNS にたよりきりになるのは危険があります。
 人間は本能で生きていますので、本能、本質をちゃんと見抜いた
 コミュニケーションの取り方が重要です。
 最終的には人、顔を見て目を見て、酒を飲んで腹を割って話す関係が
 構築できれば勝ちですが。
 多様性の時代に古いやり方ばかりではNGです。
 これは永遠に試行錯誤が必要なのかもしれませんね。

雑多にイントロダクションを書きました。
9マトリックスシートに項目を埋め、アクションプランに転換できれば
業務改善の糸口は見えるかもしれません。

たとえ下請けで部品しか作っていないとしても、
部品は、商品ですから、その商品のもつ意味とそれを生み出す
企業の意味は大きいと思っています。
さあ、無料でエクセルシート公開しましたので、お使いください。

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