CGむかしばなし
(ユルい人間の雑語りなので、あまり参考にはなりません)
特撮の事をとにかくCGと呼ぶ若い人がいるという。昔は「どうやって撮影したのか」の種明かしが面白かったが、「CGだろう」となってしまうと味気ないものだ。
実際、呼び方自体は前にパソコンで描いた絵はとにかくCGと呼ぶ人がいたのを知ってるので、そこまで違和感はない。
自分が「コンピュータを使った絵」を意識するのは1975年頃である。それは「スキャニメイト」と呼ばれる技術であった。例として「宇宙の騎士 テッカマン」のオープニング、「タイムボカン」での時間移動シーン、「スーパーロボット マッハバロン」のオープニング等があった。
そうだ、「ひらけ!ポンキッキ」ではシンセサイザーが印象的な曲「まる・さんかく・しかく」で、最初に放送されたバージョンでは、まんまるじんがとびはねるシーン等に使用されていた。他にもこれが使用されている楽曲はいくつかあったように思う。
この「コンピュータを使った絵」のイメージにもう1つ新たに加わるのが、「ワイヤーフレーム作画」で、1977年(日本では翌年公開)の映画「スター・ウォーズ」における、デス・スター攻略前シーンの立体図面である。
但しこのシーン、最初に公開された時はいかにも立体CGに見えるが、実は手描きだった。
ワイヤーフレームはサイバー空間的な描写として、1982年公開の映画「トロン」以降流行する事となる。
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