ゲームは苦手

　自分は苦手な事が多い。チームプレー全般が苦手である。よく仕事なんかできるなとは思うが、仕事は「終わり」があるし、「休み」があるし、自分のやりたい事を仕事にしていないので、衝突が起きない。色々「マニュアル化」されている等の要因はあるのだろう。

　球技全般が苦手である。あと、高い所は絶対駄目である。歩道橋の上から路面電車の撮影をするとか、かなり無理がある。

　自分より下の世代が、クラスの友達の家でゲームをしたりしたと聞くと、自分はうまく逃げ切ったなと思う。

　野球盤や人生ゲームならば問題ない。それにこれらは「運任せ」の要素が強い。努力してどうなるという問題はあまりないから、やっていられる。

　やはり電子的なゲームが問題で、苦手である。

　ポンは「うまくできなくて当たり前」と思ったから、そんなでも無かった。

　インベーダーとかギャラクシアンとかいうのがうまく行かなかったのが、つまづきの発端だろう。

　ゲームウォッチを買ってもらったが、こういうのは人に見せるもんじゃないだろうと思った。

　テトリスあたりはそれなりに(上手くはないが)進める事ができる。

　友達の家でファミコンを買ってもらったので、やったのだが、上手く行かなかった。特に「テニス」。

　それから何年かして、親戚の子が「グーニーズ」辺りを無茶苦茶器用に進めていたのを見て、「この時代に生まれなくて良かった」と思ったものだった。

　一方で友達がゲーセンで「アウトラン」や「ベラボーマン」をやっているのを見るのは好きだったし、桜玉吉のマンガは面白いと思っていた。