「懐かしの」という恐ろしい言葉

 なんかさっき東京の方でやった番組の再放送やってたんだけど、「勝鬨橋に信号があるのはなぜか」ってネタでCM跨ぎやってるの。で、年配の方に質問したりしてる。
 年配の方への質問って必要? 勝鬨橋がどんな橋かなんて、「こち亀」を読んでも知る事ができるよね。

 一応誠実な作りで、オチで1970年までは開いたって言ってはいたけど、1970年って最近じゃん。俺の生まれた後だし。

 それで思い出したけど、自分が小さい頃に「懐かしのテレビマンガ」とかやっていて、それはだいたい自分が見たことないか、あっても再放送だった。だから「懐かしの」ってのは自分が体験していない時代を表す言葉だった。

 で、その後フジテレビが「懐かしの」を冠して、まだ放送終わって数年しか経ってない「タッチ」とかの一部を流すの。芸能人並べて、しゃべくらせるタイプの番組で。まだ懐かしくないじゃん。

 多分、自分にとってあまり懐かしいものってないのかもなあと思う。
 古い駄菓子屋とか、オート三輪を見かけても、それは「今そこにある問題」で、決して過去の記憶ではないのだし。

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